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SNSと実生活、それぞれの「イイね」と「フォロワー」の数

一般人とされる人たちが、インフルエンサーになる時代です。影響力が仕事にも繋がる時代なのでSNS上の「イイね」や「フォロワー」の数は意味を成すことがある。それは否定はできません。

けれど、発信の目的が「イイね」や「フォロワー」の獲得になっていると危険。個人的には、数字の獲得よりもまず「何のために活動をしているのか」と言った目的の方が何倍も大切、そう思うんです。

そして、それは実生活でも同じだなと思うことがありました。今日は、そんなお話しです。

SNSの時代

みなさんのSNSでの発信の目的はなんでしょうか。
ー企業や個々人のブランディング
ーコンテンツの積み上げ
ー認知度や広報
ーただの記録

人それぞれだと思います。けれど、目的が見えず、ただ「イイねやフォロワーを増やしたい」と言った気持ちが全面に出ている人がいて、心がザワザワすることがあります。

そういう人たちは
ー話を盛ってしまったり
ー薄っぺらい内容を書き綴ったり
ー誰かを攻撃してしまったり

けれど、それさえも個々人の自由。私がここでどうこういう問題ではないのですが、あえて言うと危険だなと思うんですよね。なぜなら、それらの行為はのちに信頼を失ってしまうからです。

信頼の重要性

影響力はどんな手でも使えば持つことができます。インフルエンサーにするためのビジネスさえあり、聞いたときはびっくりしました。

今の時代インフルエンサーとして注目を浴びることで、お仕事が転がってくることもある。それは、プラスになることだとは思うのです。けれど、インフルエンサーという注目度には、中身が伴う必要があると思うのです。中身が伴うというのは信頼です。

個々人の意見となりますが、信頼はすごく大切。信頼は、繋がりを濃くしたり助け船となったり、ときにお金を連れてきたりもします。

だからこそ、影響力よりも信頼を意識したい。信頼の向こうにはきっと影響力がついてくる。その影響力は、小さな数字でも大丈夫なこともあります。小さな数字でも意味を持つことは世の中たくさんあるんです。

例えば私は、小さくお商売をしています。SNSもしていて、多くのフォロワーさんはいませんが「お得意さま」と言うリピーターさん方がいます。むしろそちらで成り立っています。それは小さな影響力ではあるものの、私たちにとってはすごく大事なこと。

だからこそ思うのは、大きな影響力があっても嘘にも近い内容で「がっかり」を与える損失は、とても大きいと思うんですよね。

実生活でも同じ

実生活でも同じだなと思うんです。

障害児育児をしていると、我が家の「障害児育児」と言う情報だけを元に近寄ってくる人がいます。「自分たちに任せておけば大丈夫」「話し聞くよ」と言ってくる人もいる。悩みがあるなどひとつも言っていないのにです。

唐突すぎる近寄り方が影響力作りに見えることもあり、信頼できなくなるキッカケの場合も少なくありません。

信頼というのは、めんどくさいかもしれないけれども、まず目の前の人の困り感を知っていくこと。次に期待に応えること。それも一度や二度と出なく、何度も寄り添って伴走し続けること。その結果、少しずつ信頼が積み重なる。

人に好かれることよりも、ますは実績を積み重ねる。高感度の獲得は後からついてくるもので、先に獲得するものではない。そう思えてならないんです。

もっと言うと事業を営むものとして、社会を変えたい願望は私にもあります。けれどそれは、影響力によって変えたいなどとはひとつも思いません。小さく信頼を積み重ねた先に、社会にとって役立つ人、そして変えていける人になっていきたい。そう、強く思います。

みなさんはどう思いますか。

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いただいたサポートは、我が家の自閉症児2人のおやつか私の一息の休憩代に使わせてください。私もいつか、ひとり親や障害児育児にサポートできる側に回りたいです。