カガリビ🔥

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🔴本、焚火、キャンプ、よさこい、古着など。 🟢時には小説を書きます📖 🔵24歳 / キュウシュウ地方クマモトタウン在住 📚"オモシロキ"ものを届けたい🔥

マガジン

  • カガリビ書房

    火の暖かさに誘われて、着いた先には小さな書店。あなたにとって大切な一冊が見つかりますように。

  • note ロク

    noteに関する投稿のまとめ。 noteを使いながら感じたことや、変わったことを載せていきます。

  • よさこいクロニクル

    僕が出逢ったよさこい、そして「肥後真狗舞」。 人生が変わった出来事と、素敵な仲間たち。 前に進むために振り返っていきます。

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(小説)ショートカットキー覚えたら人生変わった話

「お前、まだ議事録終わってないのか?」 すいません、と唇の隙間から恐る恐る声が逃げ出した。すきま風のようにその場を冷やしたが、ぷりぷりとした先輩は依然と熱を帯びたままだ。まだ若いのに、眉間にしわが寄っているせいで老けこんで見える。 私はやることなすこと全てが遅い。物心ついた頃から察してはいた。母が私を生んだ時、私はしばらく泣き出さなかった。そのため、病室はてんやわんやの大騒動だったという。すると、「あ、忘れてた」と言わんばかりに、私は産声を上げたというのだ。私はその話を聞

    • 「シスコ・パラダイス」

      2/5より、塔本シスコさんの作品展覧会「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない!人生絵日記」が熊本市現代美術館で開催中です! 僕は美術に詳しいわけではなく、塔本シスコさんも今回初めて知りました。 CMで映し出された極彩色の作品群に目を奪われ、気になったらとりあえず行く精神の僕は、開幕して次の日、すなわち本日拝見するに至ったのです。 シスコさんについて 塔本シスコさんは、熊本県八代市出身の画家です。 シスコとは芸名でもP.Nでもなく本名です。 珍しい

      • 【お涙前線にご注意を】読書ロク~2022年1月に読んだ三冊~

         一月といえば、僕のいる会計業界にとっては、忌むべき繁忙期の幕開けである。  手始めに牙を剥くのは年末調整業務と、支払調書などの法定調書作成業務。何のことだか分からない人は検索してみよう。こちらから説明することは億劫だ。文章を書く時くらいは仕事から離れたいのだ、ご勘弁願いたい。  さてそんな一月だが、三冊の小説を読んだ。繁忙期の中よくぞ読み進められたと自分を労いたい思いだが、奴らは繁忙期の中でも最弱……。直に真打「確定申告」がやってくる。 ——俺たちの戦いはこれからだ!

        • 「劇場版 呪術廻戦0」を三回見た話し

          【この記事はネタバレを含みます!】  2021年12月24日に公開された「劇場版呪術廻戦0」を三回見た。それ以上でも、それ以下でもない。  一回目は公開日の24日、熊本駅前のアミュプラザ7階熊本ピカデリーで視聴した。目下の熊本駅前では、クリスマスマーケットが行われていた。僕は浮足立つ恋人たちの包囲網をかいくぐり、命からがら劇場へ辿り着いた。  映画は想像以上の大興奮の連続で、「映画館ではお静かに」という注意喚起を、これほど疎ましく思ったことはない。  二回目は大みそか

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          本日のマイブック(一月十日)

          私事だが、「マイブック2022年の記録」という本を買った。文庫本のような体裁をした日記帳だ。せっかくなので、書いたものをここにも載せる。気まぐれなるままに、日常を綴っていこうと思う。 一月十日(月) 「ととのいました」 やはり酒はあまり好きじゃない。前日の酒が足取りを重くした。 そうは言ってもどうせまた飲むのだろう。酒は嫌いだけど、飲み会は好きなのだ。面倒くさい性格だ。 そんな今日は、天草のサウナに行ってきた。 ここは、オーシャンビューを一望できる露天風呂があ

          本日のマイブック(一月十日)

          本日のマイブック(一月九日)

          私事だが、「マイブック2022年の記録」という本を買った。文庫本のような体裁をした日記帳だ。せっかくなので、書いたものをここにも載せる。気まぐれなるままに、日常を綴っていこうと思う。 一月九日(日) 「飲み会の熱」 熱い飲み会が好きだ。そう思った。酒は苦手だ。そうとも思った。 酒を飲むと、確実に体調を悪くするし、次の日のダメージもでかい。酒を飲むには、何かしら理由がいる。いつからかそう思うようなっていった。 したがって、家で一人で飲むことなどほとんどない。家族も、

          本日のマイブック(一月九日)

          あなたが働くから(小説+あとがきのようなもの)

          年越し牛丼 こんな時にまで牛丼食いに来るなよ—— 優司は心の中で毒づいた。日付は12月31日、時刻は11時42分。新年の到来まであと18分である。 優司は牛丼屋のチェーン店でアルバイトをしていた。大みそかにも関わらず働いているのは、店長から懇願されたからだ。通常よりも割増しで賃金が支払われるという。しかし、その差額もたかが知れている。店長の勢いに優司は仕方なく引き受けたが、そのせいで友人たちからの集まりの誘いや、初詣の誘いも全て断ることとなってしまった。 「大みそかま

          あなたが働くから(小説+あとがきのようなもの)

          2022年にやりたいことを連ねるの巻

          地元の稲荷神社へ新年のご挨拶に行きました。 どうやら妹が巫女さんのアルバイトをしているとのこと。どれ冷やかしに行ってやろうという、性格の悪さを携え境内を歩いていると、妹に出くわしました。 妹は、いかにも巫女さんが持っていそうな、あのシャンシャンするやつを持ち、参拝客に挨拶をしていました。 道行く参拝者が妹に深々と頭を垂れる光景に、異様さを覚えたことは言うまでもありません。 それ、アルバイトの子も持てるんだね。 記憶の限り、妹には特殊な霊力が備わっている節はなかったので、

          2022年にやりたいことを連ねるの巻

          2021→2022

          新年あけましておめでとうございます! 初めましての方、そうでない方問わず、今年も是非よろしくお願いします。 さて、超久しぶりの投稿となってしまったのですが、今回は2021年の振り返りと、2022年にかける想いを一つ書き綴り、note書初めと洒落込みたいと思います。 おこたに入ってみかんでもしゃぶりながら読んでいただけると幸いです。 2021年の振り返り 1月 社会人になって初めての正月 「お年玉」というものが、「もらうもの」から「あげるもの」に変わった初めての年にな

          2021→2022

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          天高き秋の空〜寄ってきたイッヌを添えて〜

          天高き秋の空〜寄ってきたイッヌを添えて〜

          庭に咲いてたブーゲンビリア。花言葉は「情熱」。 好きだなぁ。 今はちょっと忙しすぎて、投稿ができていない状況です。でもその分、実はまさに情熱を注いでいるものがあります。 何かの機会があれば、皆さんにもご紹介したい! いつもありがとうございます。

          庭に咲いてたブーゲンビリア。花言葉は「情熱」。 好きだなぁ。 今はちょっと忙しすぎて、投稿ができていない状況です。でもその分、実はまさに情熱を注いでいるものがあります。 何かの機会があれば、皆さんにもご紹介したい! いつもありがとうございます。

          名作大体10分解説!~カフカ著「変身」~(前編)

          ある朝、グレーゴル・ザムザがなにか気がかりな夢から目をさますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な虫に変っているのを発見した。 あまりにも有名なフレーズから始まるこの物語は、ドイツの作家、フランツ・カフカが記した怪作「変身」である。 冒頭からいきなり身体が毒虫と化してしまった男こそ、主人公のグレーゴル・ザムザだ。 突如として彼の身に降りかかった悲劇。この物語は、そんなグレゴールの苦悩を、まるでレポートのように淡々と綴っている。 あまりにもリアルなので、作者は一度芋虫にでもなっ

          名作大体10分解説!~カフカ著「変身」~(前編)

          一万人に見られてる。

          お初にお目にかかります方は初めまして。 私、生まれは熊本、名をフジカワと発します。 どうも浅草気取りです。間違えた物書き気取りです。 何故このような、エセ江戸っ子な話し方かと言いますと、最近家に帰れば、テレビに寅さんばっかり流れているのです。 僕のオトンは大の寅さんファン。ところが、中流階級の末端を生きる我が家では、テレビは一台のみ。そのため、連日に渡り柴又の映像が映っているのだとか。 いつ見てもテレビは「男はつらいよ」。しかし、そろそろチャンネル権を解放せよ。 とは言

          一万人に見られてる。

          逃げてしまいました。

          お久しぶりですフジカワです。 noteを始めて一カ月半。これまで毎日投稿を続けてきましたが、先週からストップしておりました。 理由は体調を崩したこともありますが、単純に面倒になって、逃げ出したくなってしまったからです。心が休みたがってるんだ。 でも、この悔しさをバネにですね、次の闘いに向けて整えていきたいと思っています。(何の) さて、書かない期間もネタにしたろうということで、この一週間を振り返ってみました! さあ、自分で結んだ制約から解放された人間は、どう変化を遂げる

          逃げてしまいました。

          散財の舞 〜熊本のアウトドアショップ3選(+推し店)ご紹介!〜

          (写真は服掛松キャンプ場にて) 天の声「おいフジカワ、小説の進捗はいかがか」 僕「へ、へえ、こいつがまたさっぱりでして……」 天の声「貴様! 二週間前くらい前に自ら告知しておきながら、何という体たらく! そこに直れ!」 僕「へ、へえすいやせん!」ドッカリ 天の声「何ふんぞり返って座っておるのだ! むしろ清々しいわその態度! 何だその椅子は!」 僕「アウトドアショップで買ってきたんです」 天の声「……何? アウトドアショップとな?」 僕「ええ、そりゃあもう最高でしたよ……

          散財の舞 〜熊本のアウトドアショップ3選(+推し店)ご紹介!〜

          イラストを描いていただきました。~ゆうらさんより~

          この可愛らしい挿絵イラストを見よ。 この度、僕の大好きなクリエイターさんの一人、「ゆうらさん」より、僕の記事のイラストを描いていただきました! ちなみに、この記事の挿絵もゆうらさんの作品です。描いていただいたのはこちらではありません。 しかし、このイラストも、温かい雰囲気で素敵ですよね。今の僕の気持ちとぴったりな絵です。 本当にいつも素敵なイラストを描かれています。 きっかけは、ゆうらさんが先日記事内で募集されていたこちらの企画から。 この記事を発見した時、僕はプ

          イラストを描いていただきました。~ゆうらさんより~