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[超初心者向け!]光は波長が短いほどエネルギーが高い、の覚え方

光は涙

いや、光は波だ

というか、
 光は
 「波である」と考えることもできるし
 「粒である」と考えることもできる。

波と考えることもできるから、
光には「波長」がある。

波長っていうのは、
 波が上がって下がって、
 元の高さに戻るまでに進む「距離」のこと。

ところで、
僕たちの目に見える光は「可視光」。

可視光の波長は、
 だいたい 400~800 ナノメートル。

可視光は、
波長によって、色が変わる。

400ナノメートルぐらいだと、紫。
700ナノメートルぐらいだと、赤。

490ナノメートルぐらいだと、青。
530ナノメートルぐらいだと、緑。

800ナノメートルぐらいだと、暗くて濃い、ワインレッドみたいな赤に見える。これぐらいの波長の光を見てると、
「ああ、もうちょっとで、僕の目には見えない波長なんだな…」
と、ちょっと切なくなる。

そして、
波長が800ナノメートルを超えると、
赤外線(せきがいせん)
といって、本当に僕たちの目には見えなくなる。

一方で。
波長が400ナノメートルより短くなると、
紫外線(しがいせん)
といって、やっぱり僕たちの目には見えない。

ところで、
 光は
 波長が短いほど
 エネルギーが高い。

生物学を学ぶ人たちにとっては、ここがイメージしづらいというか、覚えにくい。

そこで、可視光と紫外線の関係をイメージしてみる、というのはどう?

紫外線は肌に痛い。
当たると日焼けするし、ひどいと皮がむけたりする。

これは、
 紫外線のエネルギーが高くて、
 細胞やDNAを傷つけるからだ。

紫外線は、エネルギーが高い。
そして、
紫外線は、可視光より波長が短い。

このイメージを持っておくと、
 光は
 波長が短いほど
 エネルギーが高い。
というのが、すっと腑に落ちる気がするんだけど、どうだろう?

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