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『育ってきた環境が同じでも、すれ違いはしょうがない。』

年末年始ということで、いつも会えない親戚、友人に会う機会がたくさんあった。

そこで気づいたのが、私のこの狭い社会関係の中でさえ、いろんな性質、考え方や行動方法があるんだなぁ、ということだった。



日常生活でも、そういう事を感じる瞬間は、無くはない。
娘の幼稚園や学校のママ友や、自分の習い事の先生や、SNSでコミュニケーションする友達などと話していると、暮らしの習慣や教育への考え方、投資の仕方などが十人十色。
色んな生き方があるよなぁ〜と思うことは、少なくないけど、それは『育ってきた環境が違うから、好き嫌いは否めない』と思って、違和感が少ない。

でも、親戚や仲の良い友人となると、その『好き嫌い』とか『すれ違い』を、じーんわりと、でもふかーく、実感する。
食生活、生活リズム、他者との関わり方、子どもへの関わり方、アルコールとの付き合い方、健康投資、教育、、、

こんなにも違うものかと、日常生活より強く、思い知らされる。

それはきっと、同じ家で過ごしたとか、同じ学校を選んで過ごしたとか、『育ってきた環境』が、ちょっとはおんなじ人達だからこそ、余計に差を強く感じるのだろう。



加えて、その『好き嫌い』『すれ違い』をただ受け止めることの大切さと、難しさも同時に、実感する。

自分や同居家族にとっては、正義で正しくて良いと思うことがあっても、相手にはそうじゃないことは、たくさんある。

だからって、『これがいいんだよ!』って相手に訥々と説いたところで、相手は変わらない。
人間は、自分で実感することだけでしか、変わることができないから。

『あなたはそうなのね、素敵ね。私は、こうよ』って受け入れるだけで、いいはず。

それだけなのに、ねー。
難しいんだよね。
年を重ねれば重ねるほど、難しいし、これからもっと難しくなるんだろうな、って思う。

だけど、例えば自分の子ども達や身近な子達が、これから成長して大人になって話すとき、

「あぁ、それっていいよね素敵だね。ちなみにママは私は、こうしてるの」

って素直に言えるような、年の重ね方をしたいなぁ、というイメージは、持っている。


さて、この記事の見出し画像と言葉で、「あー!!」って気づいてくれる読者の方は、どれくらいいるだろうか。
それも、育ってきた環境が違うから、みんな違うわけだ。
おもしろいなぁ。



では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!


hona









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