見出し画像

部長、確認できません!

仕事、向いてない。
今の会社に入社して早1年と3か月弱。びっくりするほど向いてない。びっくりするほど成長しない自分。部署の人たちは本当にこんなに完ぺきな人たちっている?ってくらい完ぺきでミスしない。本当にミスしない。
そんな人たちと働くと意識が上がるかというとそうではなく、むしろ自分のミスがきれいに際立つ。真っ白な半紙に墨汁が垂れシミができたくらいによく目立つ。そんな私は毎日毎日ミスを連発する。大したことないミスでもすべて、完ぺきに同僚、先輩たちは見つけて教えてくれる。大したミスの時はもう精神が擦り切れるくらい恐怖と不安でいっぱいになる。自分が削れていく。休みの日の前日に完ぺきだと思っても、なぜが自分がその日にした業務についてひとつひとつ突然確認作業が脳内で行われていく。あれは確認したっけ?した。大丈夫。あれは?した。大丈夫。あれもしたし、これも大丈夫。それでもたまにそれを確認した記憶がないと、したかわからない判定されて、永遠に気になる。最悪の事態を想定して、何が起こるかの考える。それを考えて、その時に何を言われるか想像して、なんて言えばいいか考える。とにかく自分で考えられるすべての最悪の想定を永遠とする。ちなみに、今がその状況。会社を出てから、突然、あれ、確認したっけ?って思い始めた。もう終わった。そう、今日は休み。確認なんかできないために、永遠に悩み続ける。最悪の想定も言われるかもしれない言葉もどんどん想像した。想像しつくした。

本当に確認が苦手。ミスをする。確認をしたか問われる。したはず。でも、そんなの認められず、やってないと否定される。自己嫌悪に陥る。また、繰り返す、また、否定される。自己嫌悪に陥る。この会社に入ってからこれの繰り返し。心も精神もその傷になれたり、なれなかったり。一度したミスは二度としてはいけない。この恐怖に言葉にだんだんと追いつめられる。この会社のこの部署において、小さなミスでさえも、大きなこととしてとらえられるような感じがする。傷になれた頃は、「犯罪はしてない、誰も殺してないし、このミスで誰も死んでない。」って、心の中で何度も唱えて、大丈夫って言い聞かせてたけど。それでも、その呪文を打ち消すくらいの恐怖や不安、言葉たちが外部からやってくる。内部は、柔らかくて脆くって弱い。外部からの強いものを跳ね返すには、あまりにも頼りなかった。一時的な呪文は、しょせん一時的だった。こんな私はそうすればいいのか。どうすれば生きていけるのか。どうすれば人並みに仕事ができるのか。

なんて不満を書いたけど、しょせん自分の確認不足。確認することでしか改善しないんだろう。あー、明日会社に行くことが憂鬱だけど、早く会社に行って今考えている箇所の確認したい気持ちもある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?