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2/7のご機嫌ではなく7/7のご機嫌に寄り添いたい。

こんにちは、久保帆奈美(@honami725_)です。


「2/7」

いきなりですが、これはなんの数字だと思いますか?


こたえは、1週間のうちの休日の日数です。

1週間が「7/7」、平日は「5/7」です。

私はこのように「2/7」、「5/7」、「7/7」と幸せを考えるのが好きで、今回はこの考えを「7/7の幸せ論」と呼びたいと思います。

実は先週、自社ブランドのQnをリニューアルしました。リニューアルにかける想いと共に、私が大切にしている価値観のひとつである「7/7の幸せ論」について綴りたいと思います。


なぜみんな2/7を全力で楽しむのだろう

「7/7の幸せ論」を考えたきっかけである、家族のお話をさせてください。

私の父親は根っからの仕事人間で大変忙しく、54歳の今でも、早朝から夜中まで働いている日があります。

そんな父親の口癖は「あ〜あと◯日で休日だ〜」

父親は決して、仕事に対してネガティブなわけではなく、むしろ仕事大好きマン。世間からするとかなりの高給取りだと思います。そのため決して嫌な仕事をして辛そうにしている、というわけではありません。

ですが、私が幼少期の頃から常に休日までの日数をカウントしていました。

そして、そんなに仕事で疲れているなら休日はゆっくり過ごせばいいのに、家族を外に連れ出したり、ゴルフに勤しんだり、とにかく休日の2日を全力で楽しんでいました。

また、私には5歳上の姉がいます。姉は、典型的なサザエさん症候群で、日曜日にサザエさんの音楽が流れると、叫びます。日曜日の夕方からひどく機嫌が悪くなります。父の休日までのカウントがかわいく思えるくらい、姉の平日嫌いは凄まじいものです。

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バチバチに盛れてる2ショット載せときます。(姉・左)

私は学生の時からそんな父親と姉の姿を見て、なんでこんなに平日が嫌いなんだろう。なんで休日だけを楽しむんだろう。と不思議に思っていました。

人生のうち5/7が平日。休日は2/7だけ。人生の半分も楽しみじゃないなんてとっても可哀想!と本気で思っていました。

とはいえ私も、学校で友達からハブられてズル休みをしたかった日、部活に行きたくなかった日、テストの日は明日雪降らないかなぁなど、学生ながら平日に対して嫌な気持ちを抱えたことは何度もありました。

ですが、毎朝の電車やニュースを見ている限り、学生の平日嫌いよりも社会人の方がもっと深刻なんだろうなと、社会人になることを怯えていました。

だからこそ、私が社会人になったら、できれば7/7楽しく生きられるようになりたいと強く思っていました。


7/7を楽しんでいる人たちとの出会い

私がこのように2/7を楽しむ大人ではなく、貪欲に7/7を楽しむ人になりたいと思ったのは、7/7を楽しんでいる人たちに出会う機会が多かったからかもしれません。

最も記憶に残っているのは、私が14歳の頃に父親の趣味のお仲間である、藤原和博さんをはじめとした、リクルートで働いている方々とのお食事の時です。

参加していた女性にどんなお仕事をしているのかを私が尋ねた時、お姉さんはニコニコと楽しそうに「今はね、佐世保バーガーについて調べてお仕事してるよ!佐世保バーガー食べたことある?」とお話しをしてくれました。

記憶はかなり不確かなものなのですが、なんかこの人仕事の話めっちゃ楽しそうに話すじゃん!!とびっくりしたのを覚えています。

仕事について楽しそうに話せる大人っていいなと思った最初の出来事でした。

その他にも、高校でOG訪問として企画されたGoogle Japanへの会社見学ツアーで出会った社員の方々や、高校生の時に参加したプログラミングキャンプで、子供たちよりもはしゃいでワイワイ楽しそうに働いている社員さん。

大学生になり、自分が会いたい!と思って、会いに行った社会人の方々は、7/7を貪欲に楽しもうとしている人たちばかりでした。

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こんなオフィスで働きたい!と思ったGoogleツアー


いかに自分をご機嫌にできるか。

私なりに、出会ってきた7/7を楽しんで生きている人の特徴を考えてみたところ、以下の2つのことがわかりました。

❶自分をご機嫌にできる方法を知っている
❷そのご機嫌にさせるものが仕事に紐づいている

この2つが叶えられている人は、もちろん毎日がずっと楽しいわけではないけれども、7/7を楽しみたいという気持ちで生きている、「7/7の幸せ論」を実践している人たちなのではないかと思います。

私の父の場合、①は当てはまるけど、②は当てはまらないのかもしれません。仕事で才能は発揮しているけれど、ご機嫌になるのは家族の時間だったり、ゴルフだったりと、仕事とご機嫌がバラバラになっています。

仕事でご機嫌を担保できないなら、休日にご機嫌を担保する。それも、もちろんひとつの考えだと思います。

でも、私は7/7をご機嫌にしたいし、②は自分の工夫次第で叶えられるものだと信じています。


2/7のご機嫌じゃなくて7/7のご機嫌に寄り添いたい。

華金でストレスを発散したり、週末のディズニーランドを楽しみにしたり。

それももちろん楽しいことです。

でも、決してご機嫌は「非日常」でしか担保できないものではありません。

いかに日常にご機嫌になる方法を取り入れて、より7/7を楽しく、幸せに生きるか。

生理の時や雨の日はそんなことを言っている私だって不機嫌になります。

でも生理の時は平井堅を聞いて気持ちを落ち着かせよう、雨の日は前髪がまとまらないから前髪を上げてメイクをいつもと変えてみよう。

そんなちょっとした自分のご機嫌のツボを知ることで、ご機嫌の敵に負けないこともあるんじゃないか。私はそう思ってます。

Qnは、週末や非日常を心の拠り所にするのではなく、日常の何気ない瞬間にこそ、ご機嫌を取り入れてほしいという想いからスタートしました。

ですが、去年サービスを立ち上げたものの、いつしか私たちが作っているものが非日常になってしまっていることに気がつきました。

私たちが伝えたいのはそういうことではない。

毎日に、もっとご機嫌な瞬間を届けたい。

こんな思いでブランドリニューアルをし、ご機嫌な瞬間に向けたプランニング&アクションを応援するブランドとして生まれ変わりました。


Qnで何よりも大切にしているのが、「ご機嫌計画」というアクションです。

これは、日々の中で浮かんでもすぐに消えてしまう「あったらいいな」を書き出し、その1つひとつを予定に変換していくシンプルな行動のこと。

世の中には、ご機嫌な瞬間を迎えたいと願いながらも、忙しさの中で諦めてしまったり、それは何か大変な準備がいるものだと思い込んでいる人が多いように思います。

でも私たちは、この「ご機嫌計画」によって、ご機嫌な瞬間を待つのではなく、迎えにいくアクションを加速させ、毎日をもっと心地よく、たのしく、カラフルなものにしていくお手伝いがしたいと考えています。

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その仕掛けとしての「ご機嫌計画シート」や「マンスリーカレンダー」などさまざまなオリジナルコンテンツをご用意していますので、ぜひお楽しみいただければ嬉しいです。


最後はちょっぴりPR感が強くなってしまいましたが、「7/7の幸せ論」に共感してくれる方や、日常にちょっとご機嫌のアイテムを取りれてみようと思ってくださった方がいたら、とても嬉しいです。

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毎日にもっとご機嫌を届けられるよう頑張ります!

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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!♡ サポートは書籍などの勉強代に利用させていただきます!