見出し画像

旅先へ何を返す? 私にできることを考える

こんにちは。ほなみです。
今回は、旅先に何を返せるか、考えたことをご紹介します。

旅を通して、私は多くのものを受け取っている

旅をしていると、「もらってばかりだな」と思うことがよくあります。

私の旅は、人に会いに行くのを目的にすることがほとんど。
そして彼らのご厚意に甘えてしまいます。

「ここ一緒にいくか!案内するよ!」
「みんなでご飯があるんだけどくる?」
「知り合いの宿が空いているからそこ泊まる?」

などなど。(ありがたすぎる……)

おかげで輪の中に入れてもらったり、地域の人が馴染んでいるような遊び方をしたり、地域を深いところまで学んだりさせてもらっています。

また、地方だと、普段あまり意識せず消費者として享受しているサービスの担い手を、近くに感じます。
移動できるのも、その土地の美味しいものが食べられるのも、豊かな自然が見られるのも、「あの人がやってくれているのだな」と。

「うわ〜、こんなによくしてもらっちゃった!この気持ちどうしよう、私には何ができるだろう…….」

心の中はいつもこんな感じで、少しそわそわです。

今回は、そんな受け取ってばかりの私が、旅先に対して何ができるのか考えてみました。



結局、喜んでもらえることを考え続けるしかない


さて、私には何ができるでしょうか?

この問いには、万人にとっての「正解」はないと思います。

「私が持っているもので、お返しできることって何なんだろう」
と、自分と旅先や相手を理解して、その都度、最適解を見つけていくしかないのではないかと考えています。

このことを前提に置きながら、私が常に考えていることを3つにまとめてみました。

○ その土地と人をリスペクトする

一つ目は、その土地と人をリスペクトすること。
尊敬の示し方には、知ろうとすること、その土地のルールに従うこと、いいところを探して伝えること、してもらったことに対して素直に喜ぶこと、などがあると思います。

直接何かできるわけではないけど、旅をする者として失礼や残念がられることがないように気をつけていたい。そして、私がその土地に来たことが少しでもプラスになって欲しいです。

リスペクトを持って接し、相手のことを知ることで「何をすべきか」が自然とみえてくると思います。そして、お互いにいい関係性が築けて、今後も続くものになっていくと信じています。

石垣島のおじいが地域の課題や戦争について教えてくれた


○ その場で自分にできることはないか考える

二つ目は、実際にその土地や人にその場でやれることをします。
例えば、できるだけその土地のものを買ったり、地域の人をお手伝いしたり、自分の知っていることを話したり、人を紹介したり。

私の場合は、一眼で写真を撮るのが好きなのでできる限りシャッターを切り、写真をおくるようにしています。

その時はふうん、という感じでも後にあんなこともあったなあと懐かしく思い出せるのが写真のいいところです。きっと喜んでもらえると信じて。

写真は一生もの


○ 回り回って、お返しをする

最後は、今ではなくて将来、何が還元できるか考えることです。
旅先ではなくても、自分の住んでいる地域に人が遊びにきたときに同じように案内したり、再びその土地を訪れる際に何かできないか考えたり。直接お礼はできないかもしれないけど、他の人や未来にその感謝をお返しするのもいいのではないでしょうか。

私はそう考え、今後は今までお世話になった地域に行って、ローカルな仕事をして実際に何かできたらいいなと考えて日々勉強中です。


おわりに

旅をしていると感謝することばかりです。
恩を返せるように、深くじっくり考え続けていきたいな。

ありがとうございました!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?