破壊的イノベーション全3回(3回目)

前回のあらすじ

当社:2mから落としても壊れないけど、10万円するデジカメ
サムソン:30cmから落とすと壊れるけど1万円を切るデジカメ

売れたのはサムソンだった。それを理論的に知るためにMBAに通った。
そして、破壊的イノベーションとは
「メインの性能を落とすイノベーションであることを学んだ」

お客様が求めるものを売る

結局サムソンのデジカメは壊れにくいという性能を「落とし」低価格で勝負に出たのでした。当社はそれに対抗することもできず、あえなくシェアを落としていったのです。
ここで学んだのは、自分たちが売りたいものを売るのではなく、お客様が求めるものを売らなくてはならないということでした。

私の今後について

2023年9月に起業しようと思っています。それは本業でやっているプロジェクトが落ち着くのがそのあたりだからです。プレゼンというものを軸にした事業を行いたいと思っています。
破壊的イノベーションとは少し結びつかないですが、パワポの質を少し下げてMBAの知識を加える等、新しい軸も加味した事業にしたいと思っています。
私が起業しようと思った理由はいくつかあるのですが、今の会社は大企業であり、結局学べることが少なくなってきていると思ったからというのが最大の原因です。今年で38歳になりもうベテランの域になってきました。ですが社内調整ばかりで、スキルが身についたり、新しい軸(間違っても破壊的イノベーションのような)が身についたりはしません。
このまま会社にぶら下がってもいいのですが、人生は一度なので好きに生きてみたいと思うようになりました。

今回の三部作が何らかの形で参考になれば幸いです。

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