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フランク・ロイド・ライト展に行きました

ぞくぞくしました。
うろ覚えだった知識が立体的に再構成された感じです。

例えば、こんなあやふやな知識。
「ライトの帝国ホテルは確か完成したとたん
 関東大震災にあったけど大丈夫だったらしい。」

この美術展では、
皇居前にひしめき合う被災者
大きく割れた道路
帝国劇場付近の大火災
        などなど
関東大震災直後帝国ホテル周辺の様子を伝える絵はがきの数々が展示されていて、その脇に帝国ホテルを支えた構造の解説が書かれているので、そのすごさが身に迫って感じられました。

他にも、歌川広重の浮世絵や1893年のシカゴ万博の日本館「鳳凰殿」の写真、欧米日の先進的な社会活動家や教育者との交流など、ライトの建築に影響を与えたと思われる物や人に関する展示物や本などが所狭しと並んでいて、ライトの建築思想に触れられたような感覚になりました。



唯一、写真撮影が許されていたエリアはこちら

アメリカの庶民向け住宅「ユーソニアン住宅」の原寸モデル

ユーソニアン住宅原寸モデル全景。
杉材の良い香りがします。
そして意外と狭い。1930年代のアメリカ人は今より小柄だったのかな。

画一的なデザインながら素材の使い方や幾何学的なデザインにフランクロイドライトみを感じます。

フランク・ロイド・ライトみを感じた角度から


東京での展示は2024.3.10(日)まで
事前の予約が必要です。

また、混んでいるので、手荷物は最小限にするのがお勧めです。


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