見出し画像

片付け相談2【不幸の手紙】

捨てづらいものの中に、「不幸の手紙」っていうのがありました。

…という話を今回しようと思ったんですが、そもそも今どきのお若い方って「不幸の手紙」をご存じない可能性もある…!?💦

簡単に言うと、「この手紙を受け取った人は、同じ文面の手紙をいますぐ5人に送りましょう。さもなければあなたに不幸が訪れます」というもの。

昔は本当に無駄なことしてましたよね~。これ、わざわざ有料の葉書で送ってるんですよ。まぁおそらく封書だと余計なお金がかかるから、葉書をチョイスしたのでしょう。
その葉書を買いに行く手間もあるでしょうに、その上、文面をわざわざ5通分書き写し(当時は各家庭にコピー機などない時代でしたね)、電話帳などで無作為に知らない人の住所を書いて、またポストまで投函しに行くわけです。呪われるかもしれないから書き損じなどないように緊張して買いていたのかもしれません。
資源的にも金銭的にも時間的にも、なんと無駄なことをしていたものかと…

これがパソコンや携帯の普及により、チェーンメールに取って代わりました。メールは少なくとも葉書を買いに行くよりは楽に送れるので(そういう問題ではないんでしょうけど)いろんなところから送られるようになり、一時期かなり問題になっていた記憶が。今もスパムメールなどのように手を変え品を変え残っていますが、昔は普通に「同じ文面を転送しろ~さもなければ~」が多かったような。

最近ではSNSですよ。「この怖い画像を見た人はRTしないと呪われる」とか。いったい何を目的にしているのか…ってまぁ単に自分の記事が拡散されることで承認欲求を満たしたいだけなんでしょうけども。

ただいつの世にも、こういう文面を真面目に受け取ってしまう人がいるのです。
一度「不幸の手紙を受け取ってしまった、どうやって処分したらいいのか分からないし、かといって同じ文面を5人に送ってその人を呪うかもしれないのは忍びない」と言われたことがあります。

呪いというのは本当にこの現代社会でも通用してしまう手段なんですね。
手紙を送らなかっただけでどうやって個人を特定して呪うことができるというのか、そのシステムについて実証してくれる人がいるなら私も少しは心配しますが…

ちなみにその手紙、
「私がきちんとお祓いしといてあげますから!」とありがたぁく私が受け取りました。嘘も方便ですが、それでご本人様が納得するなら良いのです。

…ちなみにいまも私は幸せに暮らしていますよ(*´ω`*)

もしサポートのご意思があるなら、お気持ちだけで。別の困っている方へ直接ご寄付ください。私と私の家族は元気なのでnote経由のサポートの必要はありません(*'ω'*)