#どーゆーなりゆきで建築に
こんにちは。
Rayです。
ナミ構造設計さんの#どーゆーなりゆきで建築にの企画に、滑り込みで参加させていただきたいと思います。
建設業の方、「 #どーゆーなりゆきで建築に 」来ましたか? ぜひぜひあなたの歴史を教えてくださーい! (お題企画)|ナミ構造設計 / 建築設計にわくわくするとき #note
自分は比較的仕事への熱が低く、プライベート最優先の人間なんですが。。。
とはいえ今、建設系の仕事でごはんを食べているので、一つのサンプルになればいいのかなと思います。
時系列で箇条書きにしていきますね。
BACKGROUND
小さい頃は絵を描くのが好きで、夢はマンガ家やらイラストレーターやら言ってました。
が、努力してなんとしてもなる!!とかいう、情熱みたいなのはなかった。努力嫌い。
勉強は嫌いやないけどそんなに好きでもない。
そもそも働くことに夢持ってないし、大学行くイメージもなかった。
母親が苦労した人で、「手に職」をつけることをかなり勧められました。
時代的に景気が悪くなり始めたころやったことや、女性の働きやすさを考えると公務員がいいよとも勧められました。
高校時代
そんな訳で、高校受験のタイミングで公務員技術職の採用が多い、工業高校の「土木」系の学科を選択。
40人クラスに女子2人。今でこそ「ドボジョ」という呼び方がありますが、私、ハシリかも笑。
まあまあ真面目にやってたので、大学の推薦をゲット!
学生時代
都市計画やランドスケープの分野で、デザイン演習をやったり、プロジェクトに参加したり。
デザインやものづくりって楽しい!!となる。
といいつつ、どんな仕事をしたいみたいなビジョンもなく、ふわっと設計希望で就活に突入。
(公務員は勉強大変やし楽しくなさそうやからやめとこうかな)
いっぱい玉砕して苦労したけど、建設会社の建築設計職に一社だけ引っかかりました。
建築設計職時代
法規、構造、製作、施工、納期、工期、コスト、品質(順不同)いろんなリスクに翻弄されながら建築設計の経験を積む。
大きめのデザインビルドプロジェクトの設計担当にアサインされ、立ちふるまいはグダグダでしたが、内装デザインの部分を社内で評価してもらう。
あれ、私もしかしてインテリアデザインでもごはん食べれるんやない?
建築難しくて大変やし、これより大きい規模のプロジェクトをやるより、もうちょっとユーザーに近いところの使い勝手や居住性のデザインをやっていきたいな。。。
内装工事、家具納品をする会社のインテリアデザイナーに転職。
インテリアデザイナー時代
建築設計の経験が役にたった部分→法規の知識、造作作れる作れないのカン、建築図面をベースにした図面表現、建築設計がインテリアに口出ししてくるとき会話がしやすいなど。
転職してから勉強したり鍛えたりした部分→内装材の知識、家具の知識、コンセプトからデザインへの理論立て、プレゼン力(資料も話術も)など。
こんな感じで今に至ります。
なりゆきを書いてみて思ったこと。
よくここにたどり着いたなあと。
高校受験のときにデザイン系の学科も気になったけど、まさかデザインでごはんを食べれるなんて思えず、就職が固そうな道を選びました。
が、回りまわってデザインの仕事をできているのっておもしろいなと思います。
あと、もちろん最短距離で希望の仕事に就くのは素晴らしいですが、いろいろ寄り道したおかげで、自分にしかない強みができたりするんやなと。
私やと「土木」「都市計画」「ランドスケープ」「建築設計」の知識や経験を「インテリア」に活かせるのが個性や強みになってる気がします。
最後に。
「手に職」は私の人生で絶大すぎるプラス作用をもたらしていると、今になって思えます。
ご参考までに。
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