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要するに,ガンダムを作らなくていい世界を考えてながらGレコを観よう!

富野監督に元気を貰っている. いや, 未だに沸々と醸成している反骨心の目覚めなのかもしれないし, ご老体と言わせないエネルギー量のフォトンバッテリーでぶたれた気分だからかも. 

その時代に生きるその人が, 課題や問題への責任を表現を通して伝えていく義務のことを毎度書いているけれど, 富野監督が仰っていることがその通りすぎるので, ぜひ読んで頂きたい. 

ガンダムの産みの親がガンダムという兵器を徹底的に否定する姿は, 自分が研究した物が破壊と支配の兵器に変わっていく研究者達の嘆きを思い出した. あるいはアーティストの遺産を.

ニーナ・シモンはこんな名言を残している。「時代を反映させることはアーティストの責務である」。これは俺たちの責務なんだ。時代を記録せずにどうして自分をアーティストと呼べるんだ? 

ロバート・グラスパー


ちなみに起業しようとした時に, 考えまくって起業家や経営者や投資家にあって僕が立ち止まった理由もまさにココだ. 

起業をするときも「マーケット」という言い方をするじゃない。それは顧客数とかの数字だけでものを見るんじゃなくて、そういうものを必要としているという社会性みたいなものを、見抜くという…(中略)

だから、だからなんです。起業するにしてもそうなんだけど、人口縮小が脅威なのではなくて、その方が永続性のある社会をつくることができるとか、地球を保全することになるかもしれないという、つまり“縮小していくためのビジネスをやっていく”というところに行かなくちゃいけないんじゃないの? という考えがあるんです。

インタビューにて 富野監督



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