はちみつの福箱 その2

先日投稿した、ラベイユの福箱のはちみつの続きです。あと5種類ありますのでもうしばらくお付き合いください。

スペイン産りんご。

勉強不足なのでちょっと検索した程度の知識で申し訳ないのですが、スペインではリンゴで作った発泡酒のシドラ(sidra)がよく飲まれているようですね。品種も味も日本のリンゴとは違うようで、特にお酒にするためのリンゴについては発酵をうながすのに十分な甘みと変質をふせぐために必要な酸味が兼ね備わった品種、またはそれらをうまく調節できるように甘いだけではなく酸味の強い品種なども栽培されているようですね。日本のリンゴの品種は十分に甘い品種が多いような気がします。わたしは適度に酸味のあるリンゴが好きで、昔は青りんごが酸味があってよかったのですが、最近の青リンゴは赤いリンゴと同じで甘い品種ですね。以前、何かで見たのですが、赤いリンゴは全体を赤く色づかせないと出荷してもB品として撥ねられてしまう。リンゴ農家さんの担い手が高齢化するにしたがって、リンゴを赤く色づかせる手間をかけることがしづらくなってきたために、赤い色にこだわらなくてもいい青いリンゴを栽培する農家が増え、市場に出回る数も増えたと聞いたことがあります。少しぐらい赤くなくてもいいのにね。

脱線しましたが、はちみつの話にもどります。

こちらのはちみつ、色は濃いオレンジで結晶は無い透明な蜜です。
香りは生花のような少し青い香りがします。
舌触りはオイリーでねっとりとしてますが、下に乗せるとするするとほどけていきます。
味わいは、しっかりとした甘みを感じられ、果実の花の蜜らしくフルーティな味わいです。
酸味や苦みは感じられず、長く甘さが下にのこります。
料理との相性でいうと、甘みがしっかりと感じられるので塩味の強いチーズと合わせてもいいかもしれません。ただし香りの個性の強いものとだと相性を選ぶかもしれません。ウォッシュタイプやブルーチーズ、ブリーではなく、熟成期間の短いミモレットやコンテチーズが良いかもしれません。


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