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鶴・ism つる・いずむ 第7号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~

鶴の風景

 天草ドローンワークスとしてドローンをメインとした撮影・編集・映像制作をしています。倉田直彰です。
 ケーブルテレビに勤務していた頃から天草の観光地や名所など、ドローンを使い空から撮影していましたが、地元の本町や鶴を撮影することはありませんでした。それは、地元だからいつでも撮れるという気持ちと、山と田んぼばかりで見栄えしないという思いからでした。
 しかし、関西本町会へ本町の空撮映像を提供するためにドローンで撮影をした時から考えが変わりました。
 山と田んぼしかないけど、それが四季それぞれで違った映像を楽しませてくれることです。当たり前のことのようですが、ドローンで空から見ることで改めて実感しました。
 春は明るい緑の山と田植えしたばかりのキラキラ光る田んぼ。
 夏は山も田んぼも緑一色だけど濃淡のグラデーションがとても美しい。
 秋は黄金色の稲穂と稲刈りを終えた田んぼがパッチワークのよう。
 冬は緑の山と黄色い田んぼのコントラスト。雪で白一色に染まることもある。
 この自然を守りながらこの鶴地区を活性化させたいという想いでまちづくりの会に参加しました。
 微力ではありますが、鶴地区の風景や少しずつ整備されていく田代公園と、まちづくりの会の活動を、インターネットやSNSを通して多くの方々に知ってもらえるように務めて行きたいと思います。  (倉田直彰)


第11回本町鶴まちづくりの会は延期します

2月から3月に延期をしておりました第11回本町鶴まちづくりの会は、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、延期します。次回の開催は様子を見ながら判断します。この紙面でご案内しますので宜しくお願いします。

本町鶴まちづくりの会は現在会員数18名です。鶴暮らしをより楽しくしようと活動しています。多くの方のご参加をお待ちしています。特に女性の立場からのご意見は貴重です。女性会員大歓迎ですので是非ご参加ください。尚、「鶴・ism」は地域皆で作る情報誌です。掲載記事の情報も広く募集しています。投稿や取材依頼等、お気軽にご連絡ください。


【お便りコーナー】

このコーナーは毎回、鶴出身の方のお便りを紹介しています。前回登場の倉田秀章さんからのご紹介で、今回は倉田秀弥さんのお便りです。

『鶴をあとにして・・・』
 こんにちは!秀章さんのバトンを受け取った龍ノ橋の倉田秀弥です。高校卒業後は、日本体育大学に進学しハンドボール部に所属体育教員を目指して居りました。が教員試験の壁は高過ぎて(笑)現在の岐阜県の実業団チームに入社し、国体出場後に現役を引退し定年後も働かせて頂いております。
 両親が他界してからも法要時に実家に帰っておりましたが、その度に変わりゆく天草に驚きながらも最近は足が遠のく次第です。
 世話人の畑元さんには同級生の好も有り、実家(空家)の活用で色々とお世話になりながら少しでも鶴の活性化のお手伝いになればと思っています。
 今回この様な企画に参画出来、本町鶴の歴史にふれ合い有難い限りです。
 最後に会長様はじめ鶴の皆様のご健康とご多幸を祈念しお便りと致します。

追伸  家の近くに養老の滝があります。居酒屋では有りませんよ(笑) 親孝行の末に水がお酒に為ったという伝説の瀧です。


ロングステイアドバイザー協会から視察に来られました

 一般社団法人天草地域総合研究所は昨年のまちづくり活動をきっかけに、一般財団法人ロングステイ財団と繋がりができました。
 そして先日、2月23日から26日にかけてロングステイアドバイザーである鈴木裕枝さんを天草にお招きすることができ、上天草市・天草市・苓北町の各行政及び民間で取り組んでいるまちづくりを視察・取材していただきました。
 その一環で、2月25日には本町鶴のまちづくりも視察していただくことができました。
 当日は、まちづくりの会の皆さんにたくさんのおにぎりや煮しめや漬物等を準備していただき、田代公園内で鶴ならではのおもてなしをしていただきました。
 そして、鈴木さんには公園内の瀧や周辺の整備された様子等を視察していただき、鶴自治公民館にてまちづくりの会の皆さんと意見交換を行いました。
 アドバイザーの鈴木さんも鶴地区の取組にはとても共感していただき、貴重なアドバイスもいただきました。
 方言が飛び交い、とても楽しい有意義な会となり、まちづくりの会の皆さんも今後へ向けて勇気を得られたのではないかと思います。 (畑元正司)


【編集後記】

 ”おねんぼ”は鶴地区だけで使われている言葉でしょうか❓ロングステイアドバイザーの鈴木裕枝さんは、事前にお渡しした鶴・ismに盛んに登場するおねんぼという言葉がわからず、ずっと悩んでおられたそうです。
 天草地域総研の各地の会員に話を聞くと、それぞれの地域で”おにび”とか”どんどや”とか”おねび”とか言うそうです。そんな中、下田南地区では”おねぽっぽ”と言っていると聞き、あまりにかわいらしい言葉に居合わせた人全員で大笑いしました。各地にある多彩な言葉や風習はこれからも大切にしていきたいですね❣

令和4年3月 1日 編集・発行: 世話人 畑元正司
本町鶴まちづくりの会 会長 平田正和 事務局 倉田芳昭

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