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「止まない雨はない」というけれど。

毎日投稿すると決めていたわけではないのに5日間ほど連続で投稿していましたが、昨日・一昨日と2日間休んでしまったので今後はゆるゆると書きたいときに書いてみたいと思う。

私はかなりの雨女だと思う。
現在大学3年生だが、小学校から今まで入学式も卒業式も全部雨、修学旅行も少なくとも一日は必ず雨。
自分が楽しみにしている遊びの日は高確率で雨予報、どんなに前日まで晴れ予報でも通り雨が降ることはしょっちゅうである。
学校やバイトなどちょっとした外出の際も、私が家を出た瞬間や電車を降りた瞬間に雨が降ってくる。
家族には、「雨が降ってきたらもうすぐ帰ってくるなってわかるよ」と言われる始末だ。

私の髪はとても湿気に弱いので、雨が降ってくるとすぐに爆発してしまうし、
折り畳み傘は持ち歩くようにしているのだが、突然降られて濡れてしまうこともある。

けれど、私は雨が嫌いではない。いやむしろ、雨が好きだ。

雨女だからなのか、雨の日は運がいい気がするし、受験などの大事な日が雨だと、結果がいいような気がする。
突然の雨に出会いやすいから、虹を見る回数も多い気がする(思い込み?)。

雨音も好きだ。
春先にしとしとと降る雨の音も好きだし、雷鳴とともに聞こえる真夏の夕立の力強い音も好きだ。
勉強時間に雨の音を聞くと集中できる気がするし、眠れない夜に聞くとリラックスして眠れる気がする。

「止まない雨はない。」

よく聞く言葉である。
音楽を聴いていると、しょっちゅうこんな歌詞を耳にする。
「雨のあとには虹がかかる」とか「雨のあとには太陽が眩しい」的な派生系もある。
そして、雨の曲というのは往々にして失恋ソングか応援ソングな気がする。

雨女で雨好きな私からすると、これは如何なものか、というのが今日の内容である。

言いたいことはわかる。
晴れと雨を比べてしまえば、晴れの日が”いい天気”と評されて優になってしまうし、外で何かするには晴れていた方がいいのは当たり前だ。

でも、だからと言って雨=悲しい、辛い、というイメージにしなくてもいいじゃない!というのが私が昔から思っていることなのだ。

ドラマの失恋シーンでは、突然降り出した雨の中で涙を流すという演出は鉄板だ。
雨粒で涙を隠す、みたいなのが演出としていいのかもしれないけれど、
例えば灼熱の太陽の下で汗と涙を流す、みたいなのじゃダメなのだろうか(あんまり美しくないか…笑)。

晴れも雨もあってこそ植物は育つし、雨が降らなければ私たちは水にも食べ物にも困ってしまうのに。
「止まない雨はない」なんて言われはあんまりじゃあないか、と思うのだ。
それなら、同じように「照り続ける太陽はない」という言葉もあっていいじゃないか(私の語彙力不足で知らないだけだったら申し訳ない)。

普段から雨がテーマらしい曲名に出会うと意識して聴いてしまうのだが、たまに失恋ソングや応援ソングでない楽曲に出会うと、お!と嬉しくなってしまう。

never young beachさんの「雨が降れば」だとか、つれづれぐささんの「雨の日のワルツ」だとか、Luckey Kilimanjaroさんの「雨が降るなら踊ればいいじゃない」だとか。


音楽ではなくて映画になってしまうけれど、「ティファニーで朝食を」のラストの雨の中でのキスシーンも好きだ。(原作はバッドエンド?らしいけれど)。

こんな私の文章ひとつでは長年の雨のイメージが変わるわけないけれど、今後も雨女の私は「いつかは雨が降るよ」精神でいこうと思う。笑

もうすぐ梅雨入りだろうか、いいことがたくさんありそうだ。


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