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ICU看護師に復帰して、思うこと。

1、パート看護師やってます

看護師として働いていて思うことを綴っていこうと思います。

医療とは真逆の世界、代替療法の世界に足を踏み入れ約10年、医療の現場からは離れていました。そんな私が看護師に復帰し、もうすぐ3ヶ月が経過するところです。

医療の現場、代替療法の現場、いずれも足を踏み入れたからこそ見える世界。今後は、そんなところを綴れたらと思っています。

オープンには語りにくい内容も触れたいので、どのように公開していくか考え中です。(もちろん患者さんの個人情報は出しません。あくまで私が感じていることを綴る予定です。)

2、ICUへの復帰は否定的でした

そもそも、私が看護師復帰に至るまでは、人の心や体について真摯に向き合っていないという現実に直面し、一旦、出直しが必要と言う結論に至ったからで。

その流れについては、ホームページのブログに綴っています。

ブログ内にありますが、看護師に復帰するにしてもICUなんて…と思っていた、逃げ腰の私、その背中を強力に押してくれたのが主人でした。もちろん、それは私の未来を考えてのこと。

でも、それすらも「なぜ、そんな大変な提案をするんだー!」と私は歪んで受け取っていました。

今、ICUに復帰が出来たこと、本当によかったと思っています。長年の自分の問題のリベンジ、再挑戦の機会となっているからです。


3、ICU看護師は私にとっての再挑戦

リベンジ(再挑戦)について。

看護師をやっていた20代、一般病棟で働いていましたが、このままではスキルアップにならぬ…と、ワーホリから帰国後、思い切って飛び込んだICU。

オーストラリア(パース)の病院で看護助手として働いたのですが、言葉が通じないことで、それはそれは苦労しました。って自分で選択したことですが。それと思えば、言葉が通じる日本、何とでもなる!と勢いだけは半端なかった^^;

がしかし。ICUは1年も経過しないうちに退職。

当時は「医療だけが人を救うのか?」「私だけが出来ることをやりたい」といった想いから、新しい道へ!と意気混んで、代替療法も取り入れた婦人科クリニックで看護師をやりながら個人で仕事を始めました。

ただ、ICUと言う現場についていけなかったのも事実です。看護師としてやり切った!とはとても言えませんでした。

今もまだまだですが、当時は考え方や物事の捉え方が歪んでいたと思います。そりゃ実力もつかない。実力がなくては生き残れない、というより信頼してもらえない。だから苦しかったわけです。それが著明となったのがICUという現場だっただけ。

で、環境の責任にして、その意識のまま、代替療法と言われる世界に舞台を変えただけでした。なのに、なぜか、ちょっとだけうまくいってしまった^^;って成功でもなんでもないのですが。


今、ICUの世界に復帰して、こんなアラフォーのパート看護師に誰がわざわざ親身になって仕事を教えようと思いましょうか。(誤解のないよう、スタッフの方々は親切な方ばかりです。新人のように教えてもらえるわけないという意味です。)

信頼を得るには自分で何とかするしかない。つまり、自分に実力を付けるしかない。

その結果、信頼してもらい、その中で仕事をすることで心からの満足感や達成感を獲得することが出来るのだと思います。

勉強不足、知識不足は感じていて、オンラインで講義を受けたり、参考書を買い直したり、学び直しています。ICUは医師も常駐しているので常に相談が出来ます。恵まれた環境。もう環境の言い訳は出来ません。全ては私次第です。がんばるべし。


4、コロナで病院はどうなっている?

最後に、この話題で締めたいと思います。

コロナ患者さんが増加したことにより、そこに人員が必要となっています。患者さんの増減は完全に予測できるわけではなく、ましてやICUは予定入院はありません。出血や梗塞は突然ですもんね。

それを全て踏まえて人員を配置しておくのが理想だと思いますが、コロナ患者さんが増えたことも重なり、その余裕がなくなっているようです。

ということで、忙しいです。そしてコロナの病棟はほぼ満床となっています。

コロナもですが、血管の出血や、血管が詰まってしまう梗塞といったものも、既往歴があればあるほどリスクは上がりますし、重症度も上がります。

デルタ株は既往歴がなく40代や50代の方の入院も増えているようですが、それでも、回復するためには自身の免疫力しかありません。

それぞれが個人で健康管理をすることは、最低限、必須だなぁと改めて実感する日々です。

健康度アップにもなる、畑はおすすめです。この夏はかなり自給率アップしています^^そろそろ冬野菜の準備を進めなくては。


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