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Vtuberこそ「体験をデザイン」しよう!【intro】

この記事はVTuberとデザイン Advent Calendar 2022
#Vデザアドカレ2022に参加しています

企画のデザイナー×VTuberのモンブランさん、
本当にありがとうございます!👏


こんにちは。夢乃ほのかです。

YouTubeを中心に活動する、
ちょっぴり大人な社会人アイドルVtuberです💎

前職は保育士UIUXデザイナー異業種転職をし、
現在はVtuber活動を思い切り楽しんでおります!(ニート)

今回は
Vtuber活動における体験デザインとは何か?
について深堀します。

そんな私が「リスナーさんファーストなVtuberとは?
について考える会第1回

今後も、
・コンセプト選定
・導線チェック編
・自己紹介文編
・ビジュアル編
・Youtube概要欄編

など、
Vtuber活動におけるリスナーさんとの接点いついて
こまかな視点語っていこうと思っています。

この記事は、Vtuberおよび活動者さん…特に
・チャンネル登録者数500人を突破したい!
・自分の活動をもっと伝わるようにしたい!
・どうしたら初見リスナーさんに来てもらえるかわからない

といった方にオススメです。


1."体験をデザインする"って何?

デザインといわれると、
広告やパッケージ、
サムネイルやゲームのUIなど
"見た目"に関するデザイン
ぱっと思い浮かぶ人も多いかと思います。
もちろん間違いではありません!

しかし実は、
デザインとは「設計・企てる」という意味を持つ言葉です。

日本語で使われる「デザイン」は、言わずもがな英語の「design」から来ています。(中略)
英語の「デザイン」は動詞でもあります。
その意味は「設計する」「企てる」「目論む」
つまりデザインという言葉は、
もともと「アイデアを考える、企てる」といったニュアンスを持っているわけです。
「HELLO.DESIGN 日本人とデザイン」石川俊祐 著(2019)

つまり、最近耳にするようになった
UXデザインという言葉は、
サービスコンテンツ通して得られるであろう
利用者の体験(ユーザーエクスペリエンス)を設計する
といった意味があります。

パークチケットを買う、
推しが大々的に街頭広告になる
製品の修理を申しこむ
など…

あなたの大好きな
ディズニーランドも
あんスタも
Apple storeも

全部全部、
企業の目論見、計画のもと企てられた
一連の最高なユーザー体験
私たちに享受してくれています。

上記は、Vtuber活動においても
とても大事な視点だと
私は思っています。

私たちVtuber
"見た目"のデザインだけでなく

リスナーさんにとって
一連の最高体験を提供する
コンテンツメーカーとしての責務を
持っているのです。

Vtuberは誰しもがデザイナーになれます。


この先は、
Vtuberのあなた自身
リスナーさんの目線になってみて、
自分の活動をじっくり見直してみよう!
という内容になっています。

※今回の記事では
デザインの定義について
これ以上細かく触れません。
気になる方は「デザイン思考
などのキーワードで
書籍を探してみるといいかも🌸


2.あなたの「体験デザイン」大丈夫?

ところで、
あなたのコンテンツは
丁寧にデザインされているでしょうか?
全体にまとまり感があるでしょうか?

前述のとおり、
見た目がいいことだけが
デザインではありません。

リスナーさんが体験することがらを
一連して設計すること大事

という話をしました。

リスナーさん目線で一連の体験を分析する
一見難しそうかもしれませんが、
やってみると自然なことだということがわかります。


3.リスナーになってみよう!≪現状把握≫

ここでは、わかりやすく
初見リスナーさんの体験を追体験しながら
あなたのVtuberコンテンツを
一連の流れを意識しながら
分析していきましょう。

ステップは2つ
①リスナーさん像を具体化する
②1のリスナーさんが初見だった場合の導線・体験を書き出してみる


①リスナーさん像を具体化する〈簡易ペルソナ〉

ここで〈簡易ペルソナ〉と呼ばれる
自分のリスナーさんの
典型的なリスナー像を具体的に書き出します。

典型例として書き出す
ものであり、
すべてのリスナーさんに当てはまる特徴ではありません。

夢乃ほのかデザイン資料より

夢乃ほのかの場合のリスナー像は
以上のとおりです。

私の場合は配信を始めた当時から
2人のペルソナを掲げていました。

今回はリスナーさんを起点にしたいので、
左側の男性リスナーさんを想定します。


ペルソナは本来もっともっと細かく
リスナーさんの生活を想像すべきと
されています。

まだ、
リスナーさん生活が具体的に想像しにくい場合は、
これくらいのおおまかな粒度でもよいと思います。



②1のリスナーさんが初見だった場合の導線・体験を書き出してみる〈カスタマージャーニーマップ〉

①で書き出したリスナーさんの生活を想定して
繰り返し配信を観に来てくれるようになるまでの流れ
横長の表に書き出してみます。

この表を〈カスタマージャーニーマップ〉と呼びます。

ここでの最大のポイントは、
「リスナーになりきること」です!

次回のnoteで夢乃ほのかの例を紹介します
書き出すときのポイント
・どの媒体とどのような流れで接点をもつのか?
・どんな行動を起こすのか?
・行動ごとにどんな気持ちになったか?

使用しやすいテンプレートもあります。

カスタマージャーニーマップは実際には
その時々によって項目を調整することも多いです。

Vtuberについての書き込みをするのであれば、
上記の私オリジナルのテンプレート項目でも十分だったりします。


リスナーさんが自分のコンテンツをみて
どんな気持ちになっただろうか?
と想像力を働かせていきます。

この時、実際に自分のコンテンツや
Youtubeページ、ツイッターなど、
リスナーさんのたどるであろう道
自らたどりながら書き込んでいくのが
オススメです。

想像するよりも、
実際に体験してみたほうが
より現実的な課題を見つけやすいです!


4.自己分析しよう!≪評価→改善案≫

カスタマージャーニーマップでの現状把握を踏まえ、
じっくりと分析をしていきましょう。

最大の目的
つまづきポイントを見つけること」!

Vtuberの初見リスナーさんに
配信に繰り返し来てもらうまでの行動として
必ず起こしてほしい行動といえば
・Youtubeチャンネル登録
・Twitterフォロー

以上2つが重要だと思います。

理想としては上記2つを
体験として気持ちよく通ってほしいわけです。

つまり、
Youtubeの配信に繰り返しきてもらう
までに2つの大きなハードルがありますね。

逆に言えば
このハードルを越えられないから
・リスナーが定着しない
・チャンネル登録者が増えない

などを引き起こしていることがわかります。

初見リスナーさん
配信に繰り返しくるまでに
どこかでつまづいてしまっているのです。


活動内容がよくわからない
チャンネル登録はしなくていいや」
ツイッターだけフォローしよう」
どこからアクセスすればいいかわからない
今後どんな活動をしていくのかわからない
「あんまり活動頑張る気がなさそうに感じる
など、

Youtubeやツイッターを眺めている中で
つまづきポイントが と自分で気づけたら…

🎉🎉🎉おめでとうございます🎉🎉🎉

あなたはもう立派なデザイナーのたまごです!
早速そのポイントを改善していきましょう!


5.まとめ

デザインとは「設計する企てる
などの意味があり、

Vtuberは、
リスナーさんがVtuber自身と
接点をもつであろうすべての場面
での体験を包含
して
一連の流れを意識して
設計すべき
だという話をしました。

また、
リスナーさんの気持ちになって
デザインすることがとても大事です。


次回からは夢乃ほのかの事例を交えて、
より具体的な分析と改善のポイントを描いていこうと思います。



VTuberとデザイン Advent Calendar 2022」はまだまだ続きます!
記事巡りも楽しんでくださいね~!✨

VTuberとデザイン Advent Calendar 2022

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