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【コンペ振り返り】7期シーママコミュニティ zoom背景コンペ

こんにちは、ほのかです。

キャリアスクールSHElikesの第7期シーママコミュニティ主催のzoom背景コンペに参加させていただきました。

本採用とはならず自主制作扱いですが、制作過程を振り返りながら学びを残していければと思います。

参加経緯

SHElikesに入会して半年、WEBデザインのコース受講も終わりが見えてきたところで、ポートフォリオにできる作品を作ろうと考えていました。しかし、いきなり企業案件に挑戦するのは少しだけハードルが高い……。そんなところに7期シーママコミュニティの始動に合わせたzoon背景のコンペ実施のお知らせが来たのです。

ポートフォリオ掲載OKであること、シーメイトさん(SHElikes会員)に限られた場でのコンペのため心理的に安心できること、1から構想を練る経験への興味などから、参加を決めました。

応募概要

提出物要件
 
サイズ:1920px × 1920px
 ファイル形式:png
コンペ開催目的

 「一緒に頑張れる仲間」との繋がりを作るため
届けたい相手
 シーママコミュニティに参加してくれるシーメイトさん
コミュニティの目指すもの
 ・温かいコミュニティ
 ・継続して繋がり合える場にする

「【自主企画】シーママzoom背景コンペ」募集文より

プレママさんやママさんのシーメイトさんが集まる当コミュニティは、育児の悩みやママならではの仕事の悩みなどを共有できる場です。これらの応募概要やコミュニティの方向性を元に、イメージを書き出して制作をスタートさせました。

制作過程

①イメージを広げる

7期コミュニティ活動の始動に合わせて開催されるコンペのため、コミュニティの基本的は方向性をおさえつつ、7期が目指す姿ももれなく表したものにしたいと考えました。

キーワードとして「繋がり」をピックアップ。
単語を連想していきながらイメージを膨らませます。そして「シーママさん同士の繋がり」「『子育て』と『仕事』の両方をたくましく」といった2つの要素が合わさる様子を2色の紐に例え、交差することで繋がりを表現しました。

ざかざかと殴り書きでイメージを膨らませた様子がこちら。公開の予定がなかったので文字が大変読みにくいのはご容赦ください…!

考えたことを極力書き残すようにメモ

②ラフ出し

2本の紐を交差させる方向に定まったのでラフを書き出します。

思いつくパターンをひたすら書き出す

思いつくものが底を尽きたらちらちらとPinterestをのぞきつつ、数を出していきます。今回は漠然とラフを出していますが、なぜこの配置なのか、この要素なのかの意義付けが弱かったと感じています。次の制作時の課題です。

ラフを書き出した後に、今回の要件に一番合致するものを選出します。
今回は「温かさ」を連想させるため、マフラーの柄(タータンチェック)に近いデザインに絞りました。(画像下部中央)

提出デザイン

Photoshopを使ってバナーを制作します。
2本の紐を交差するイメージをベースに、制作を進めながら要素を足していきます。今回は「繋がり」をキーワードに据えたので、某SNSを彷彿とさせるフォントやアイコンを配置してデジタルな繋がりもその要素に含めることにしました。

そして完成したデザインがこちら。

「子育て」を黄色、「お仕事」をピンクの紐に見立て、どちらも頑張るシーメイトさんとそのシーメイトさん同士の温かい繋がりを表現しています。

赤ちゃんのアイコンを使うことで、子どもの関わるコミュニティであることも可視できることを目指しました。

振り返り

採用作品の発表ののちシーママコミュニティ主催のフィードバックの機会をいただき、作品を制作されたシーメイトさんのインタビューを聞く機会がありました。それぞれの作品に込められた意図を知ることができたのは貴重な機会でした。

とても丁寧にFBをいただきました!

そして他作品のフィードバックを聞く中で特に学びになったのは、ユーザーによるリアルな使い方を想定して作られているかということ。

私は背景画像の中央に人が写ることを前提にしてラフを作成しました。ところが、むしろ人が写らない想定で中央に要素を載せていらっしゃるシーメイトさんのお話を聞き、その視点に驚きました。

ママという立場上、一時的にカメラオフをするケースがあっても画面が寂しくならないようにという配慮とのこと。コミュニティの参加メンバーの特性を考えた的確な着眼点だと思います。
このお話を聞いたときのハッとした感覚、今でも忘れられません!

依頼者の意図だけではなく、エンドユーザーへもアンテナをはることが必要だと身をもって経験できたコンペでした。


あらためて企画からフィードバック会まで、貴重な参加の場をいただきありがとうございました!

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