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オムレツ職人 進化中

次男に電話がかかってきた。

長男からだった。


長男「おい次男!オムレツ作ってくれ。この前食べてたアレ。俺も食いたい。」

次男「…」

少しの間の後、私と次男は爆笑した。

長男は、自分の部屋から依頼の電話をしてきたのだ。

そしてすぐのちに長男がキッチンへ来た。

長男がウインナーを茹で、次男がオムレツを焼く。
二人並んでゲームの話をしながら。


土曜授業から帰ってきた三男の分も焼いてもらい、和やかな土曜の午後…と思ったら、まだ午前だった。

次男のオムレツの腕が少しずつ上がっていく。

これまでで一番の出来だと喜ぶ。


前回のオムレツ職人の記事はこちら。

そのうち他の料理も任せられるようになるかも知れない、と淡い期待を抱いて、私は洗い物を引き受ける。

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