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ヤマちゃんのアロマ&ハーブライフ②

お肌を優しく守ってくれるカレンデュラオイル

ヤマちゃんはエタノールを頻繁に使う環境(バイト先)にて手が荒れがちです。またこの時期、岩登りなどで指の皮がめくれたり、薄くなったりもします……。そんな時に役立つのがカレンデュラオイルです。

カレンデュラは別名ポットマリーゴールド、和名をトウキンセンカと呼び、あざやかなオレンジ色の花弁が特徴です。
外用で用いると皮膚や粘膜の修復や保護作用があるので、インフューズドオイル(浸出油)を作って使います。

インフューズドオイル(浸出油)とは

植物油を使って脂溶性成分(ハーブの有効成分)を抽出したオイルをインフューズドオイル(浸出油)といいます。常温で行う冷浸法と熱を加えて行う温浸法があります。

カレンデュラは冷浸法で抽出します。

【インフューズドオイル(浸出油)の作り方】
①カレンデュラのドライハーブ(4g)を植物油(瓶に80g)に漬け2週間温かい場所に置きます。1日1回瓶を振ります。
②2週間経ったら、瓶の中身をガーゼでこし絞りきります。
③こしたオイルを遮光瓶に移し冷暗所保存します。
 (カレンデュラオイルの出来上がり)
※保存期間約3か月
※私は植物油はスイートアーモンド油やマカデミアナッツ油、ホホバ油などを使っています
 カレンデュラオイルはアロマ専門店などで市販もされています。

ヤマちゃんのカレンデュラオイル活用法

その1:岩登り後の指皮ケア(手荒れ全般)
 皮膚の皮がめくれたり、ささくれたりしたら薄く塗布します。
 オイルに抗炎症作用のあるラベンダー精油やティーツリー精油を混ぜて使用すると香りも楽しめます。(精油の量は10mlに2滴が目安。フェイスに使う場合はその半分以下)
 ちなみに、めくれすぎてヒリヒリする時はセントジョーンズワートのドライハーブも一緒に漬けて浸出油を作ります。セントジョーンズワートは外用で用いると消炎、鎮痛作用があるといわれています。
 また応用編として、カレンデュラオイルと蜜蝋でバーム(軟膏)をつくり固形状にしておくと、持ち運びもしやすく便利です。

その2:美容液として
 乾燥が気になるこの季節。化粧水の後、気になる箇所に塗ります。最後にクリームでフタをするとしっとりします。
 ついでにアンチエイジングを目的として、オイルにフランキンセンス精油やローズ精油を混ぜます(精油の量は10mlに1滴が目安)

その3:ボディの保湿にも
 
ボディクリームなどに数滴混ぜ乾燥が気になる箇所に塗布します。

その4:トリートメントオイルとして
 腰痛にはレモングラス精油やクローブ精油、ペパーミント精油などを混ぜて塗布します。肩こりはローズマリー精油、女性特有の冷えや腹痛にはマージョラム精油やラベンダー精油などを混ぜて使用します。

以上がヤマちゃんが自己責任で行っているケア方法でした。
その他、日焼け後のケアや赤ちゃんのおむつかぶれにも活用されるようです。
※カレンデュラはキク科の植物ですので、キク科アレルギーの方は注意して下さい。

ハーブの力を知り、暮らしに取り入れると、あらゆる場面で役に立ちます。少しでも周囲の人たちに情報をおすそ分け出来たらうれしいなと、日々勉強を楽しんでいます。
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました♪