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北から 20221017

昨日送られてきた買取用の古本を積み直す。だいぶ在庫が増えてきたので、棚を増やす必要がある。

貸し棚を借りてくれている方が解約にいらっしゃる。書店の開業を目指し、書店員として働いていらしたが、デンマークに行くことにしたとのこと。毎日洋書を読んだり、来月には家を引き払うことを決めていたり、実行に向けて着々と準備を進めているようだ。とても頼もしい。

今日は北の方からいらっしゃるお客さんが多かった。群馬からだなんて、SNSやネットショップをやっていなかったら見込めなかった集客だろう。ありがたい。来月は深谷に出店するので、宣伝になるといい。

Twitterを確認していたところ、当店で書籍を取り扱っている作家の伊藤なむあひさんが、小説すばるに作品が掲載されたとのこと。大変めでたい。大きな出版社の文芸誌は流通の関係で仕入れたことがないが、これは検討しても良いのではなかろうか。少なくとも個人的に買って読んでおきたい。書き続けるというのはすごいことだ。

雨が降りそうだったので、いつもより早く帰る。歩道に脚立を出し、布を敷き、犬を乗せ、毛を刈っているご婦人。犬は大人しく、こちらを見ている。公園では鬼ごっこをする子供たち。「誰かタッチして欲しい人〜」などと、皆飽きながらも惰性で続けている様子。その公園に子供がいるのを初めて見たかもしれない。時間帯でこうも違うとは。

晩ご飯はサバ缶とトマト缶でプッタネスカ。冷蔵庫にあった野菜を次々放り込んで煮込んだのだが、これが非常に美味しい。発送作業を済ませ、早めに日記をつけ、寝ることにする。

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