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バリアフリーの家を建てる

家族に体の不自由な人がいて、これからバリアフリーの家を建てようと考えている方に参考になればと思います。

息子の病気は進行性なのですが、何の症状も出ていない赤ちゃんのときにたまたま血液検査で診断されました。
幸か不幸かかなり早い段階からバリアフリーの家にすることができたのは良かったですが、当時は車椅子ではなかったため、想像で家を建てるのは不安でいっぱいでした。

すでに車椅子の方がいる場合は見てもらえばイメージがつくと思うのですが、うちは進行性のため、ハウスメーカーを決めた当時、2歳だった息子は元気に歩いていました。将来チルト(座った角度のまま、後ろに倒せる)式の車椅子になる可能性もあることを設計士さんに説明しました。その頃の姿からは想像もできませんので驚かれましたし、こちらも話すのに勇気が入りましたが、少しでも快適に過ごせるように包み隠さずお話をしました。

家を建ててみて、ここが良かった!という話をさせていただき、参考になれば幸いです。


家の中のちょっとした工夫

まず、玄関は完全にフラットにしました。

そして、被介助者のいる一階は全て引き戸に。玄関扉もです。

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