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スパイス感とオランジェット感~Rwanda Musasa WS Honey~

仕事の合間のブレイクに、こんなコーヒーがあったら嬉しい。そんな「ティータイム」を1杯の中で味わえるようなコーヒーです。
はちみつのような甘味にオレンジピール、チョコレート、紅茶のような風味がのり、ほんのりスパイシーさも。クリアなレモンのような酸がすっと通り、花のような香りも感じます。

ルワンダで評価の高い「ムササ ウォッシングステーション」に1750軒ほどの小規模農家から持ち込まれるコーヒーチェリーを、ルワンダでは珍しいハニープロセスで仕上げた、色彩豊かな風味のコーヒーです。
実店舗では、コールドブリューで常時5種ほどのコーヒーをご提供しているのですが、ムササのコールドブリューの風味豊かな滑らかさといったら、思わず仕事を忘れてしまうほどでした。

Rwanda Musasa WS Honey
〈地域〉西部州ルチロ郡
〈標高〉1,525m
〈品種〉ブルボン
〈精製方法〉ハニー
〈テイスティングノート〉レモン、オレンジピール、紅茶、焼き菓子、スパイシー、花、はちみつ

その味わいを出すために、当店では、
・焦げ味が出ないように焙煎し(焦がさない焙煎)
・焙煎直後から耐圧容器内で圧をかけて保存する(加圧熟成)
ことで、さらにまろやかな味が持続することを目指しています。

味の定着には、焙煎してから1週間もしくはそれ以上、二酸化炭素で圧をかけて酸素に触れない環境下(ビール樽内やビール瓶内など)でコンディショニングを行います。
これで、様々なコーヒーの持ち味が、バラバラではなく角がとれてまろやかにまとまります。
そして、樽から出した後も、空気が触れないような容器の中であれば、さらに味は良いほうへ変化していきます。
お客様のお手元で、是非コーヒーの成長をお楽しみいただければと思います。

当店のコーヒーは、沸騰直後のアツアツのお湯で淹れることを推奨しています。
焙煎による苦味がないので、お湯の温度を下げる必要がなく、逆に高い温度で淹れることで豆が持っている個性がはっきりと出ます。
ペーパーフィルターで淹れて、すっきりとしたフレーバーを楽しむのも良いですが、コーヒー豆のオイルも一緒に抽出されるフレンチプレスのような淹れ方も、甘味が余すところなく出てオススメです。

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