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日常でぼんやりと思うことをできるだけ言葉に。

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東京

この夏、久しぶりにプレイリストが更新された。 「きのこ帝国」と「andymori」 基本的にプレイリストは女性から薦められたり、聴いてるものを聴いていって増えて現在に至る。歴史だレキシ。キラキラ武士。 フジファブリック、東京カランコロン……聴き続けているものもあれば聴かなくなったものも多い。 「きのこ帝国」と「andymori」を薦めてくれたそのひとはこの夏に会い、秋っぽくなり始めた頃に陽炎のようにどこかへ行ってしまったけど、このふたバンドはまだまだ聴き続けそうだ。

    • 「健康が一番おしゃれ」と歌うバンドのライブで踊り跳ねる

      Lucky Kilimanjaro というバンドをご存知だろうか … いや、いないのよ。知ってる人が身近に。 しょうがないから、エイ!ヤー!とライブに申し込んだら当選した。 パワー 「世界中の毎日をおどらせる」 とのコンセプト通り、ダンスナンバーというかノレる曲が多い。 とくにこの夏場に聴くとテンションが上がる。 パワー ライブともなればパワーは凄まじい。 全席指定なのに1曲目のイントロと同時に全員スタンディング。 非常に多くの占める20代カップルが隈なく視界に入る

      • あめ色たまねぎのシャングリラ

        たまねぎは10分やそこらであめ色になると思っていた。 甘かった。辛かった。 ほぼ同時刻にスイッチを押した急速炊きの炊飯器からアマリリスが流れて ようやく「薄っすら黄色くなったか…?」程度。 そこから急ピッチで音が変わる ドラムのキック音、 ハイハット、スネア、ベース、ギターと徐々に音が増えていく 嗚呼、チャットモンチーの「シャングリラ」だ 私の中のアマリリスは「シャングリラ」に決まった 気が付いたら焦げ目のようにあめ色のたまねぎ 合挽き肉を入れてピーマンを投下して

        • 夏のsay 夏のsay

          「夏のせい夏のせい」 と歌う尾崎世界観の声から 脳内で“夏のsay” が生み出されて早数年 冷たいくらいがちょうどいい 日中、布団を干したくなるような日差しの下で いっそ夏のせいにさせてほしい

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          1本

        記事

          失意に捧ぐサラリーマン金太郎

          とにかく10巻まで読んでほしい。 恋に破れ、引きずり、行く当てのない気持ちが宙ぶらりんになっている人へ―。 激烈な時代を、男気と暴力で切り開く成り上がりの古い漫画。 そんなイメージでいたが、半分合っていて半分違う。 この違う半分に大きな可能性があるとは読むまで気が付かなった。 元暴走族のトップがサラリーマンとして働いていても、基本的に拳で切り開く。 壁があると上手くかわしていくところを、全てぶち破っていく。 ほんとはみんな、そうしたい。が詰まっている。 10巻のアフリ

          失意に捧ぐサラリーマン金太郎

          未必のマクベス

          シェイクスピア作品で唯一、朧気ながらあらすじを知っている「マクベス」。 理由は、 早瀬耕さんの著書『未必のマクベス』(ハヤカワ文庫)に完全に引き込まれたから。 小説化されたタイミングで書店のPOPに 『こんなにも素晴らしい作品を書店として表に出すまで時間がかかりすみません』という趣旨のメッセージが添えてある。 「初恋の人の名前を検索したことがありますか?」 この帯文が胸に刺さる。思い当たる節しかない。 一度は買わずに書店を去ってから幾日か経って、刺さったものがじわじ

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          井口理のオールナイトニッポン

          今年の3月で終わってしまったラジオ。 パーソナリティーの期間は1年だけ。 飛ぶ鳥を落とす勢いのKing Gnuにあってやむを得ないけど、かなり残念だった。 リスナーの悪ノリへの返しが優しい。 聴いていて不快感がない、そして笑える。 ときに感情をさらけ出し、aikoとの奇跡的なセッションと、 ポルノグラフィティ・岡野さんのサプライズ。 「因島ーーー!!!」 YouTubeに勝手に上がっている音源を聴いてほしい。 最終回、メンバーからのメッセージを読み上げて泣き崩れる

          井口理のオールナイトニッポン