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2023年を終わらせる

不思議なもので、noteを書かないとあっという間に間が空く。
前回noteを書いたのはもう7ヶ月前ということで、すっかり書き方も忘れてしまいました。

気がつけばもう2023年も終わりということで、とりあえず今年の締めくくりとしてこの一年を振り返ってみたいと思います。

AIの一年

言うまでもなく、今年は生成AIの一年だったと言えるでしょう。
昨年から界隈はざわざわしていましたが、今年になってChatGPTの衝撃が世界を駆け抜けて、世の中が一気にAIドリブンな一年になりました。

AIの熱にあてられてテンションがあがりまくり、noteを100日連続で更新してしまいました。笑

生成AIは言語だけではなく、画像や動画、プログラミングなど多くの方面でも一気に進化しましたが、個人的には文字が好きということで、言語におけるやりとりの進化に注目することが多かったように思います。

立ち止まる一年

そんなAIの盛り上がりを横にして、自分のまわりではいろんな別れがあり、いろいろと考えさせられました。
人との交流も少なくなり、長い人生のマラソンの中で少し立ち止まる、そんな一年だったと思います。

終わらせる一年

そんな中、今年読んで印象に残ったのは、佐宗邦威さんの「じぶん時間を生きる」でした。

これまで「成長」や「成功」といったゴールに向けて走り続けてきた人生でしたが、年齢的にも肉体的にも曲がり角を迎え、長いミッドライフクライシスの時期を過ごしてきました。

そんな心持ちにこの本が響きました。

「このままの働き方を続けていいのか?」
「自分らしい生き方とはなんだろう?」
パンデミックは「人生の時間」の使い方について
考え直す大きなきっかけとなりました。
二拠点生活や移住をはじめる人、
転職・独立などキャリアチェンジを考える人、
これまで「他人時間」で生きてきた人たちが
内発的動機(=「じぶん時間」)を起点に生きるようになったのです。
「生産性」を突き詰め、「効率化」だけを追求する生き方はもはや通用しない。

では、新しい自分に生まれ変わるには、何をどう考えればいいのか?

自身も戦略デザイナーとして「生産性の罠」に嵌っていた著者は、
移住体験と実践者へのインタビューをもとに、新しい生き方を徹底的に思索しました。
たどり着いたのは、新しい時間感覚「じぶん時間」。

成長から豊かさへ。
いかにシフトしていけばいいか。
なぜ効率化を追い求めるほど
「時間がない」と感じてしまうか。

「資本主義」の世界に身を置きながら
そこから自由になる生き方とは?

内なる変化の旅に出ている
すべての人の背中を押す、まったくあたらしいビジネス書!

解説文より

この本の中で一番印象に残ったのは、何かを始めるには、長い内省の期間を経て「終わらせる」ことが必要だという点。

どんどん新しいものが生まれてくる世の中だからこそ、しっかりとひとつのことを終わらせる必要があるというのは、なるほどと考えさせられました。そして、ニュートラルな段階を経て、新しいビジョンメイキングができる。

古いエンジンへの未練を捨てて、新しいエンジンをつくる。

今年はいろんなものを終わらせる一年だったのかなと思います。

新しい一年

ということで、来年はどんな一年になるのか、どんな一年にしたいのか、考えていきたいと思います。

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