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コピーライティングのアイデアと発想

今月は、アイデアと発想法に関する本を読んだ。

現役時代に「言葉の引き出しを沢山持て」と教わり、気にいった言葉や注目すべき言葉などを情報カードに集めていた。

さらに、アイデアや発想の源は何?と云う視点に立ち「アイデアは知識であり、フッと突然に湧いて出るものではない。」
また「知識を吸収して自分のものとしていくには感受性と知的好奇心が必要になってくる。」とも理解出来た。

今、本棚から『コピーライティングとアイデアの発想法』と云う、2019年(令和元年)に出版された本を取り出して読む。

『コピーライティングと発想法』
宣伝会議コピーライター養成講座 編
宣伝会議 (2019.04.07.)

この本は「宣伝会議コピーライター養成講座」が、2017年に60周年を迎えたのを切っ掛けに出版された。

思えば1970年代後半に、当時の通信養成講座を受講し、スクーリング(対面授業)でも東京に行きた思い出が甦る。


はじめに

言葉を使って人と人を繋ぎ、他者と思いを共有しながらモノ事をすすめる。
短い言葉で強いメッセージ伝える。
ローコストで大きな成果を得るスキルは、持って生まれたスキルではなく、学ぶことで身につけると良いですね。

アイデア発想法

① アイデアのスタートは「切り口」と「世の中と向き合うこと」
② 「聞くこと(質問する)」「聞いたことをコトバにする」「自分自身の集中出来る環境を見つける」
③ 一度 熟成期間を設ける
④ 右脳(感性)に頼らず、左脳的(理屈)な作業からアイデアを生み出していく

発想のカギ「思考」

①「左脳」で理解した理屈と「右脳」で感じた感覚を行き来させながら行う
② 書きたい気持ちを高めていく
③ 人の心を動かすストーリーを連想する④ 商品の状況を把握し、目的地は何処かを考える
⑤ 目的(goal)とやるべきこと(mission)を明確にし、設計図をつくる

発想のカギ「書く」

① とりあえず書く 書くことに近道も遠回りもない
② 自分自身わ感動させる
③ 書きためて膨れ上がった言葉を取捨選択する
④ 自分自身が面白いと思えるために

発想のカギ「検証」

① ギリギリまで打合せ ギリギリまで考える
② 広告には人格がある

日々の過ごし方

① コピーを楽しむ心
② 情報は情報でしかない コトバを記号ではなく 意味で考える
③ 自分自身が まだ何を知らないか?を知る
④ 義務感で触れた知識は残らない
⑤ 起点は「知ること」 知らなければ考えることなど出来ない

【ブックレビュー】

2023.07.28.