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【私的考察】縮絨について

『縮充する日本』山崎亮 著
PHP新書 (2016.11.29)
副題:「参加」が作り出す人口減少社会の希望

縮絨とは

「縮絨」
フェルトなどの布生地をつくる際に使われる用語。

毛織物(ウール)などをアルカリ性の液体の中で揉むと、毛が絡まって縮みながら肉厚な生地になります。
これが肌ざわりも良く、保温性も高いことから重宝されています。
これまでの様々な議論は、経済成長を前提とした右肩上がりの「あるべき姿」でした。
pp.3〜4.

人口減少からの「縮小・撤退」ではなく
「縮絨」する未来にするためには。


「人々が “まちづくり” に参加して、魅力的な地域を自らつくりだせばいい。」

この考えを基本に市民参加型の潮流が出来ないだろうか。考えてみる。

参加が創り出す人口減少社会の希望

「クローズアップ現代」2016.01.13.
山崎亮さんが紹介された肩書
コミュニティーデザイナー
「地域の課題を地域に住む人達が解決することを、デザインの力でお手伝いする人」

人口減少や高齢化によって活気を失った “まち” が元気になるためには、その “まち” に暮らす人達の参加が不可欠になる。

住民が主体性を持って取り組む “まちづくり” をワークショップと云う手法でサポートする。

『衣装の哲学』

この本については、
『縮充する日本』山崎亮 著
序章 pp.16〜18.で紹介されています。

19世紀に書かれた本
著者は、イギリスの歴史家 トマス • カーライル
【要約】
人類が歴史と文明の中で築いてきた制度や価値観は、身体に合わせて仕立てた衣装のようなもの。
現代社会の比喩として、とてもわかりやすく的確な内容です。
社会も同様に、人口も “まち” も、経済も時代とともに変わっていく。

「参加」と云うキーワードは、山崎亮さんが “まちづくり” に関わるようになってから常に頭の中にあったとのこと。

2022年に発刊された『コミュニティーデザインの時代』(中公新書)の冒頭に
21世紀は住民参加の時代だと書かれています。

山崎亮さん『コミュニティーデザインを語る』前編

山崎亮さん『コミュニティーデザインを語る』後編

「コミュニティデザイン」について理解する

「コミュニティデザイン」の概念

山崎亮さんの「コミュニティーデザイン」の概念(考え方)について説明しました。

次に

コミュニティーデザインと参加について

山崎亮さんが、一番強調されている点は
「参加」は、強制参加ではなく自由参加を基本に自ら楽しむと云う発想。
「楽しさなくして参加なし」
「参加なくして未来なし」
pp.18〜25.

『コミュニティデザインの源流』と云う、次の本が紹介されていました。
余裕のある人は、読まれると良いでしょう。
第1章 ラスキンの思想 pp.55〜59.に紹介

『縮充する日本』山崎亮 著 より
序章  pp.13〜38.
なぜいま「参加の時代」なのか
第1章 pp.39〜68.
コミュニティーデザインと「参加」は表裏一体だ
第2章 pp.69〜100.
まちづくりにおける「参加」の潮流

今後、随時 投稿していきます。

人口減少社会を考える

『縮充する日本』山崎亮著を読む

2023.08.19.