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義務として引き受けること。

凡人である僕が、天才と対峙するときの唯一の手段は「続ける」ことだ。

逆立ちしても100メートル走を9秒台では走れない。それどころか14秒台で走るのも怪しい。しかし体力測定のシャトルランのように、「あれ、あいつまだ走ってるのか」ということはできそうだ。

誰かが様々な理由で勝負を諦めた土地に、最後まで水を与え続けてみる。「いや、そこには花は咲かないよ」と言われるような場所でも、「まあ、ここに花は咲かないかもしれないけれど、水を与え続けていたら評判を聞きつけた紳士淑女がランチを奢ってくれるかもしれない」なんて感じで、別の恩恵に預かれるかもしれない。いや、もちろんどこで花は咲くんじゃないかと思っているんだけど。

何かを始めるときには、目的を持つこと。

それが大事とされているけれど、38年間生きてきて計画通りに上手くいったことは一度だってない。目的や目標を持つことを否定しているわけではないけれど、ウルトラマラソンを走る朝5時の心境を知る身としては、「とにかく足を前に出していかなきゃな」というのが何よりの優先事項である。

前に進む。それを義務だと思い、引き受けること。

noteを毎日更新するのだって、もはや楽しみとかは全くなくて、野球選手が素振りをするようなものだと思っている。イチロー選手が現役時代、素振りをサボったことがあるだろうか。たぶんないよね。天才も努力を怠らないわけで。イチロー選手に勝つためには、イチロー選手よりも永くバットを振り続けるしかない。イチロー選手が80年素振りを続けるなら、僕は100年続けてみようじゃないか。そんな感じ。

費用対効果なんて求めない。むしろそこからできるだけ抗ってみる。ひとつの文章に、数時間かけて推敲を重ねる。「なんでこの一文にしたんですか?」と問われたとき、理由をきちんと添えて説明できるプロフェッショナルになる。

とにかく、2023年は「書く」にこだわる1年にすると決めている。

色々な誘惑はあるけれど、とにかく書き続けていこう。

今日からまたリスタート。株式会社TOITOITO3期目ということで、気持ち新たに始めていきます。

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