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仕事の振り返り(2022年4月16日)

東京は、週の前半は初夏の陽気で、週の後半は晩冬の冷えが舞い戻ったような感じでした。

桜はすっかり散り、葉っぱの緑が色濃くなってきました。道端にも、ときどきタンポポを見掛けるようになりました。息子も虫かごを買い、昨年に続き、ダンゴムシとまみれる週末を迎えています。

この1週間(というか、ここ3週間くらい)を振り返ると、やや漫然とした気持ちでいるなあと思います。3月までのプロジェクトでやや燃え尽き、「こうしたい」という思いはあれど、具体的なアクションに至っていないという。

4月の目標が「志を立てる」「目標をブレイクダウンする」なので、焦る必要はないのですが。既に走り出している仲間を見ていると、なんだか停滞している感じがして不甲斐ないです。

ただ、進められたこともあるので、そこは前向きに。

ということで、今週の振り返りです。

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1週間の振り返り

4/11(月):
先週末、息子と一緒に実家を訪ねていました。日曜日に帰るつもりが、月曜日まで滞在していたので稼働は少なめになってしまいました。

運が悪いことに、寝ているときに左肩を痛めてしまいました。腕をあげるだけで痛みが走り、なんとも情けない状態に。不可避な側面もありますが、日頃からストレッチは心掛けていこうと思います。

4/12(火):
この日も、諸事情により稼働少なめでした。

昨日に続き左肩が痛むので、ストレッチをしながら軽くランニング。3〜4kmくらいの短い距離でしたが、初夏の陽気で汗ばむほど。

夕方は息子と一緒に近所の銭湯へ。1時間ほどみっちり浸かって肩を温めました。即効の期待はしていませんが、肩への負荷を多少は和らげることができたはずです。

4/13(水):
この日は取引先とコミュニケーションを。

詳述はしませんが、両者でプロジェクトに関する所感や振り返りができて良かったです。この辺をなあなあで進める方が世渡り的には上手だと言われるのかもしれません。でも「ここがあんまり良くなかったよね」と率直に言えることで、個人にとっても会社にとっても学びになるはず。そんな時間を作れたことに感謝です。

4/14(木):
先週の振り返りnoteで「仕掛かり中の原稿を2本終わらせる」と目標を掲げていましたが、なかなか書き上げることができず。

それでも集中力を高め、最終的に記事完成に至りました。

深夜25時を過ぎ、頭もぼうっと沸騰している状態。執筆というのは、なかなか身を削る仕事だなあと再認識しました。

4/15(金):
前日の原稿をインタビュイーに共有しました。嬉しい言葉をいただき、数点の修正を加えた後に無事脱稿となりました。週明け早々に公開できる予定です。

Vocalist & Care Tech R&DのSaori Hagaさんのエッセイ、3本目も公開しました。僕もランニングを趣味としているので共感できることが多かったです。

本日は昼過ぎに新宿に移動。そのまま高速バスに乗って長野県富士見町を訪ねました。プロジェクト創出ワークショップ「ignite!」に参加するためです。

33名の参加者とともに、メンターとスタッフの皆さんがリアルで集う場。感染対策にも配慮しながら、参加者同士で交流する機会もありました。これから1年間、富士見町に通い続けます。

富士見町、八ヶ岳、長野県。

どんな関わりを持てるか楽しみでなりません。

Keep(良かったこと、今後も続けること)

ランニングと筋トレができました。

先週末に実家に帰ったとき、たまたま弟が所属している社会人サッカーの試合を観戦しました。弟は6つ離れているんですが、文句なしに格好良くて。

30歳を超えてもハードワークできるんだなと。彼を見習って、僕も身体を鍛えるようにしたいと思いました。きっと、いつから始めても変化できるはず!

Problem(悪かったこと、今後はやめること)

中日ドラゴンズが好調で嬉しいのですが、普段よりもスポーツニュースを追いかける時間が増えた気がします。

時間は限られているので、メリハリ&分別つけながら時間を過ごそうと思います。

Try(次に挑戦すること)

決算もそろそろ見えてきたので、これまでの収支をfreeeにまとめる作業をしていこうと思います。

今年度は自分でやってみて感覚を掴みつつ、次以降はアウトソースする予定。まずはやってみて、プロセス全体を把握しようと思います。

月初の課題に対して

月初の課題は、

・志を立てる
・目標をブレイクダウンする

になります。ノートにメモしながら、徐々に やるべきことの輪郭が浮かんできました。もう少し、色々捻り出してみます。

学び、辛み

ワークショップで企画についてのレクチャーがありました。

インサイトを考えるときは、

・何についての
・誰の

という2つを意識しながら進めるべきと教わりました。

「誰の」は、決め打ちせず、ターゲットのピントを合わせるように複数パターンの「誰を」を検証していくことが大事だと。

ターゲットを漠然と大学生に設定したとしても、

・日本の大学生
・東京の大学生
・明治大学の大学生
・明治大学の1年生

では、それぞれのインサイトは違います。

大きくは「人類」という視点、小さくは「特定の誰か」。立てる企画を考える上で、どのターゲットのインサイトを深掘りすべきかを検証しながら進めていくことが大事とのことでした。

上記は通常レクチャーの後で、全体の質疑応答で質問したものです。疑問点を早めに押さえられて良かったです。

まとめ

今週は場所移動もちょくちょくあり、普段とは違う刺激もありました。

僕に足りないのは、現場感覚です。

抽象度が高いレベルで満足していて、具体的なイメージまで視点を持っていくことができていませんでした。

気になること / ものは、積極的かつ直接、触れること。「動く」ことを意識します。

編集という行為は、リモートワークだけで完結するものではないはず。知見は現場に落ちているわけで、それを意識的に観察していこうと思います。

おまけ:「成長可能性に関する説明資料」の雑感

今週読んだ資料は、株式会社ストリームメディアコーポレーションです。

・株式会社ストリームメディアコーポレーション(2022年4月8日)

いわゆる「韓流」のアーティストのマネジメントやコンテンツ事業を手掛けている会社です。事業開始は1998年、設立まで遡ると1971年という歴史のある企業です。(何度か商号変更もしているようで、直近の名前は知りませんでした)

SMEJと合併、とありますが、ソニー・ミュージックエンタテインメントでなく、エスエム・エンタテインメント・ジャパンのことです。この辺は略称で表記することも多いので、間違えないように区別しなければいけませんね。

「韓流ブーム」なのかどうかが、事業の成長に関わってくるのが前提ですが、Netflixの「梨泰院クラス」「愛の不時着」「イカ・ゲーム」の世界的ヒット、BTSというモンスター・アーティストの出現など、もはや「韓国の
〜」という枕詞は不要になり、かなりお茶の間に韓国系のコンテンツが浸透しているように感じています。

ですが営業利益は、2期連続で赤字。コロナ禍によりオフラインコンサートができないことの影響を受けているようです。(売上構成比の37%をエンターテインメント事業が占めています)

音楽ライブ市場は、2019年がピークで4,000億超の市場規模を誇ります。コロナ禍の影響により全盛期の13%(589億円)まで落ち込んだのは、イベント事業に関わる多くの事業者にとって痛恨だったでしょう。ぴあ総研推計が2021年9月に出した『ライブ・エンタテインメント市場規模:将来推計』では、2022年は全盛期の80%(3,391億円)まで回復するとされています。2023年以降はコロナ禍が落ち着くという計算ですが、ストリームメディアコーポレーションもその予測に倣っていると伺えます。

成長機会として、オフラインコンサートの回復と、オンラインコンサートの可能性の両面で捉えているようです。

ミュージシャンの安部コウセイさんは、オンラインコンサートについて以下のように語っています。

最初の頃はお客さんも応援心理が加味されていましたが、今は普通にwithコロナの状態なので、ちゃんとコンテンツとして観ている。でも映像作品として配信ライブをやり続けるのは、かなりのコストがかかってしまう。SPARTAも8月に羽田で(メンバー)縦並びのレイアウトでやりましたけど、とんでもないお金がかかりますから、定着していくのは難しいですよ。継続してやるには、相当の人が観てくれないと出来ません。

(SPICE「安部コウセイが語る、SPARTA LOCALS × HINTOを全力で同時進行する理由」より引用)

韓国アーティストについては固定ファンがいるイメージもありますが、もともと派手な演出などに定評があったので、オンラインでその醍醐味をどれだけ感じさせられるかが肝だと思います。ここ2年は「応援」の意味もこめてオンラインライブにお金を払うケースもありましたが、だんだんと応援消費が落ち着いてくれば、本来のクオリティが求められていくのは自然な流れになっていくはずです。

安部さんが話していたように、クオリティに加えて「どう継続させていくか」が、もうひとつのポイントです。固定ファンの多いアーティストは、通常配信とプレミアム配信とで分け、アップセルをねらったコンテンツ作りもしています。また複数公演に「両方きてね」という仕掛けも何らか施している場合もあります。

ライブビジネスは苦境が続いていましたが、いち音楽ファンとして、オンラインで気軽に観られるというのは大変ありがたいものです。もともと僕は、育児や仕事などの都合で、20代の頃に比べるとライブに行く機会は激減してしまいました。同じような方は多いでしょう。(でも、実はそういう人たちは20代よりも所得が多かったりします)

2022年度は売上回復、営業利益も黒字転換を予定しているようです。この1年は非常に大切だと思うので、僕も陰ながら応援しています。

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