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保育士さんが、とても優しかった。

4月から新しい保育園に転園した次男。

今のところ、なかなか馴染めずにいる。親ももどかしいが、本人はもっと歯がゆい思いだろう。前の保育園では、0歳児から通っていたこともあり、100%リラックスできる環境だったわけで。今は名前で呼び合える友達もおらず、保育士さん曰く「まだちょっと緊張しているみたい」という感じだ。

あまりプレッシャーをかけるのも良くないのだが、あの手この手で、登園を楽しめるような工夫を試みている。今朝は、寄り道を含めて1時間かけた。ケラケラと笑っていた次男だったが、登園直前になると「行きたくない」の一点張り。最終的には強引に保育士さんにお願いしたが、本人は号泣。実に後ろめたい気持ちになった。

お迎えのとき、おそるおそる尋ねた。「息子、今日はどんな様子でしたか?」

やはり今日も緊張感が見られたそう。でも保育士さんは「○○くん、恐竜が好きだって言ってたので、恐竜の絵本を買ってきたんですよ。明日読もうね、って話を○○くんとしたんです!」と明るく伝えてくれた。

なんという優しさだろうか。

ひとつのクラスに30人弱はいるのに、元気がない次男に対して精一杯の個別対応をしてくれる。

保育士さんが息子を見つめるまなざしが、心なしから温かく感じた。息子も「さようなら」と言うとき、いつもの“言わされ感”はなく、ほんのちょっと明日を楽しみにしている様子が見受けられた。

優しさって、伝わるものなんだなあ。

なんでもない1日かもしれないけれど、いつか振り返ったときにちゃんと思い出したくて、このnoteを書いている。保育士さんのような優しさを、僕も見習わなくちゃ。

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