見出し画像

「月収100円」のひきこもり

こんにちは。本日も人体のリハビリに燃える、ひきこもりのホロ9です。

私には職業が無ければ、公的機関の支援も受けられていない、「年収0円」の歴とした無職ひきこもりなのですが、最近なんと「月収100円のひきこもり」へと昇格が叶いました。

予期せぬ展開に自分でも驚いています。

平均して1日に"約5円"の収入が……。

そして、月収100円のカラクリとは↑の画像の通りでございます。

これは「グーグルアドセンス」というサービスに因るもので、自身が運営するブログ・ウェブサイトにこの「グーグルアドセンス」を適用することで、サイト全体のアクセス数に応じて、日々報酬が発生するという仕組みです。

ただ、誰でもすぐに使えるというわけではなく、グーグルが用意した"基準の明かされていない審査"を通過する必要があり、コンテンツやデザインといった面である程度しっかりとしたモノを用意しておく必要がありました。

初めての経験だったので足りない頭で情報を調べ回って、よくわからない用語が出てくる手続きを切り抜けて、ようやくのことでした。申請後、しばらく音沙汰が無かったので「やはり不合格か……」と落胆していたのですが、一ヵ月以上が経った頃、まさかの「合格通知」が届きました。何だか曲がりなりにも社会に存在を容認されたような、そんな嬉しさがあったと思います。ひきこもりの生活といえば、とにかく社会の承認とは無縁ですから(笑)

実をいうと、過去にアフィリエイト(広告収入)ブログで小遣い稼ぎをしていたことがあり、最高で月に2万円以上の収益を出せたこともあります。(ちなみに当時もキチンとひきこもりでした)。

しかし当時の私は、今よりも遥かに不健康で精神不安定だったことが災いし、コメントや企業案件なども寄せていただくようになってきたにも関わらず、次第に色々なことが身の程を超えたプレッシャーに感じ始めて、ある日ブログごと削除して逃げ出してしまいました。今となっては本当に後悔しています。自らのそういった経験もあり、今の「健康こそ最強の資産」という価値観に染まった気もしています。極論を言えば、例えどれだけ金と地位と魅力と稼ぐ能力があっても、体がボロボロなら何の意味もなさないのだと、これは今日でも強く思っていることです。

少し自分語りが過ぎたので本題に戻しますが、私は「副業の訓練」として2022年の11月頃から本格的にサイト運営を始めた際に、かつてアフィリエイトで収益を出せていた頃のノウハウを全投入したものの、これが全くと言ってよいほど揮いませんでした。閑古鳥すらも鳴いてくれないので、代わりに私が鳴いていたほどです。過去の月収2万など遥か儚き夢の跡、せいぜい月に50円という見違えた凋落(ちょうらく)っぷりです。流石にマズイと思い、ウェブサイトの収益化について別案を探していた先で、上記のグーグルアドセンスの存在を知った、という事の運びになります。

グーグルアドセンスに合格した後は、ここnoteやYouTubeでの発信、Discordを使った対人訓練などに手を出す傍らで、裏ではこの副業用サイトの運営に躍起になっておりました。社会人らにも負けないようにと、これまでに得てきた技術を全投入し、この小さな脳味噌から絞り出すアイデアの全てをぶつけたつもりです。血と涙を流した末にようやく辿り着けたのが、この「月収100円」の境地というわけです(笑)

掛けた労力を想えば、正直とんでもないブラックバイトだと思います。少なくとも私は、人様にウェブサイトで収入を目指す道をオススメしません。一方で、無収入ひきこもりが駄菓子程度の額であれ収入を得られたことは大きな躍進ですし、金額以上に得られた多大な報酬もあります。それは、「脳機能のリハビリ」が大きく進んだことです。打開策に頭を捻らせ、アイデアに枯渇して散歩や読書に励む様だけを上手く切り取れば、さながら社会人のビジネスマン。こういった適量の負荷こそ脳を癒してくれるのでしょう。

数字だけで見れば無能な社会不適合者の悪足掻きに過ぎないわけですが、「リハビリ」という点では十分に元が取れたと胸を張って誇れています。やってみて本当に良かったです。

ちなみに残酷な話ですが、ウェブサイトの収益というものは植えれば伸び続ける木のようなものでもなく、検索エンジンのアップデートや世の流行の変遷という波に揉まれて消耗してゆくことも多いのです。つまり、上がるも下がるも不安定な"波"のような収入源です。私の「月収100円」も今が全盛期の可能性だって全然あり得る話です。しかしまあ、ビジネスとは常々にそういうものなのかも知れません。同じひきこもりの知人たちには、「月収100円」の内に精一杯自慢しておこうと思います(笑)

「グーグルアドセンス」というサービス自体をまだご存じない方で、ご自身のブログやサイトを持っていらっしゃる方は導入を試みるのも選択肢の一つだと思います。特に私のようなひきこもりの方は、上手く行けば、小さな社会的承認と、モチベーションアップの効果、ついでに「きなこ棒」を買う為の駄菓子賃を得られる筈です。

↑ちなみにひきこもりの平均年収は"1億2千万円"らしいので、私も本当にまだまだです……。

※本記事は販売価格「100円」となっておりますが、購入せずとも全文が読めます。これまで手を出してこなかった"有料記事"という仕組みに興味があって手を出してみた、という次第です。くれぐれも間違ってご購入されないようにご注意ください。(noteのシステム上で"返金可能"に設定してあるので、間違って購入された方はそちらから手続きをお願いいたします。)

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

このサポートという機能を使い、所謂"投げ銭"が行えるようです。「あり得ないお金の使い方をしてみたい!」という物好きな方にオススメです(笑)