【真夜中のたずねびと】恒川光太郎 読書記録
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ホラー小説愛好家です。
今回は前回に引き続き、恒川先生の作品を読んだので、稚拙な感想を綴ろうと思う。良いことはきっと書けないだろうな‥まずは概要から
長編作品かと思っていたが、まさかの五篇からなる短編集だった。
正直な感想を述べると、あまり面白いとは思えなかった。
ファンタジー作品というよりは、サスペンス風。
本当に、現代に寄せてきている。
短編五篇とは言え、すべてアキが人探しという点で繋がりを持っている。
しかし、一遍目とその他四編には、何か大きく変わった印象をもつ。
それはそうだ、アキの年齢に大きな差が出ているからだ。
さて、私はこの作品を読んでいる途中で泣きそうにってしまった。
それは何故だろう、理由は簡単である。
「もし、自分がその立場に置かれたらどうする?」と考えてしまったからだ。
平穏な生活を送る中で、いきなり想定もしない出来事が起こたらどうするだろうか?みんな、そんな事には巻き込まれたいと思わないだろう。しかし)もし巻き込まれてしまったら?そんな事を考えていたら胸が苦しくなった。
さて最後に、好きな文面を書き残して終わりにしたいと思う。
「人生は時々ビールで焼肉、そしてオールオーケー、それ以外は小事」P176
<人生は誰かのために生きられたらそれが一番素敵なんだろうな> P303
読了日2023/6/2
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