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私が対州馬を絶滅から救いたいと思う理由  その75

冬がくる

山中にいると、街中によりも季節の移り変わりをはっきりと感じます。

冬の訪れは、何と言っても「サシバエやアブが減る」という点では有難いのですが、引き換えにマイナス要素も多いのです。

まず人間と同じく消化機能が下がるので、消化不良による腸内の詰まり=疝痛の心配が出てきます。

また冬毛による外気の遮断はできても、内側から冷やすことは極力控えたいものです。

しかし、水分を摂らないとまた疝痛のリスクがあがるので、夏場よりもとっても気を遣います。

対州馬はモンゴル馬の血筋なので寒さにはめっぽう強いのですが、それでも朝馬場に行くとテントにツララが下がり、身体の毛先にもにも小さな氷の塊がいっぱい付いているのを見ると、穏やかではありません。

もちろん水桶の水はカチカチに凍ってしまいます。

もし人間だったら、そのような状況で一晩過ごしたら、おそらく命も危ないとおもうのですが、雪の中で過ごしても元気に餌をねだりに来る ひん太の顔をみるといつも「すごいな」と思ってしまいます。


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