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商売は「いいお客を探して売る」ではなく、「お客のいいところを引き出して売る」

商売をしていれば、様々なお客に会う。
「なんていい客さんだ!」と感嘆するような機会に出あうことはそうないだろう。
自分としてはポリシーを持って、誠実に真面目にやっていても、心なかったり、冷淡なお客に遭って、ついには怒りをぶちまけるといった経験なども、人間ならばあるだろう。

しかし、それでも尚、そこを越えたところに商売の「真髄」というものがある気がする。
商売は「いいお客を探して売る」にではなく、「お客のいいところを引き出して売る」なのだ。
そのポイントを一言で述べるならば、それは「個という存在に関心を持ち、リスペクトすべき存在として扱う」ということだろう。

いつも定例分で、「平素よりお世話になっております」で入るよりも、「こんにちは、〇〇さん。今日、当地は久しぶりの快晴です。〇〇ではいかがでしょうか?」と入った方が100倍意味があるのだ。


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