見出し画像

せめて自分も温かみのある言葉と行動を



皆さん、こんにちは。

4月に入り、ようやく桜が咲き始め、
春の訪れを感じることが出来るかと思えば、
若干肌寒く、気温的には春なのかな?と思ってしまう今日この頃です。


新年度になったので、新入生や新入社員の方は、
新しい世界に一歩足を踏み入れたことで、
ドキドキワクワクしている方が多いのではないかと思います。
自信と勇気と誇りを持って、自分なりに歩んでいかれることを願っております。

僕が勤めている会社は、今年度は新卒の新入社員が入らず、
また、僕が勤めている部署には中途採用の社員の方も入って来なかったので、
日々あまり変わり映えなく仕事をしているのですが、
最近、日中に外出することが増えてきました。

外出先に向かう移動手段としては電車を使うことが多いです。
そして、この電車の中での目にした出来事が、今回のブログを書くきっかけになりました。

僕はこの平日、日中の外出が好きです。
それも、電車の移動中が。

なぜ好きかと言いますと、いろんな人を観察することが出来るからです。

今から言うことは、かなりマナー的によろしくないことなので、声を大きくして言えることではないのですが、
例えばスマホで何をしているのかであったり、
何の本を読んでいるのかであったり、
さりげなく見て、いろいろ考えたりしています。笑

真面目そうでスーツをビシッと着こなしている人が、スマホで麻雀の動画見ていたりとか、
見た目いかつめで少しヤンキーチックな雰囲気のおじさんが、割と可愛い少女系のアニメをスマホで見ていたりとか、
そういう光景を見ると、ギャップもそうですが、
人は見かけによらないな、と改めて思ったりします。

そんな電車の中でも最近特に印象的な出来事がありました。

ある電車の中で、自分が座っていると、
途中、50代くらいのおじさんが乗ってきました。
スーツを着ていたのでおそらく仕事中で、営業の外回りか何かをしていたのか、
手帳に書いてあることに夢中になりながら乗ってきたのですが、
自分が座れる場所を探しながら、割と大きめな声で「最近の若い者は平気で座って…」とブツクサ言いながら自分の隣に座ってきました。

僕以外の周りも割と若いサラリーマンであろう男の人や大学生であろう男性などが座っていたので、
僕だけに向けられた言葉ではないとは思うのですが、
周辺に座っている人たち全員、そのおじさんよりかは歳下だと思われるので、恐らくそのおじさん以外のその他大勢に向けられた、割と大きめな独り言だったのかもしれません。

見た目が割と優しめな顔をしていたので、
その見た目とのギャップに驚きつつ、
普通にこんなこと大きな声で言えるのすごいな、と感心してしまう部分もあったのですが、
言われて良い気分はしないその発言に対しては嫌悪感を覚えたのは確かです。

また一方で、別の電車の中では、
自分の隣に座っていた40代くらいのサラリーマンであろうおじさんは、
イヤホンつけてスマホで少女アニメ系のゲームを夢中でやっていたのですが、
杖をついたお婆さんが乗ってこちら側に向かってくるとすぐに立ち上がって「こちら座ってください」と席を譲っていました。

あんなに集中してやっていたのに、
すぐに気がついて、すぐに席を譲るという行動が出来ることに、僕は思わずすごいなと心の中で唸っていました。


長くなりましたが、今回のブログのテーマに戻ります。
電車の中に乗っていると、本当にいろんな人がいるのだと改めて感じます。
文句言うおじさんもいれば、席を譲るおじさんもいる、心がげんなりしてしまう行動を目にする機会もあれば、心がホッと温まる行動を目にする機会もある。
世の中良くないこともあるけれども、良いこともあることもまた事実だと改めて感じました。

ただその中で、良いと思われるような事実を作り上げるのは、
先ほど書いた、席を譲るといったような行動や言葉だと思っています。

良いと思われるような事実を自分も作り上げていくことが出来ればいいなと思い、
だからせめて自分も、自分が関わる周りの人にささやかながら心がホッとするような、温かみのある言葉と行動をしていきたい、
出来る引き出しを知って学んでいきたい、
そんなことを考えるきっかけになりました。

席を譲ったおじさんの行動を見れたことは、本当にありがたかったです。
そんなおじさんのような、良い事実を作ることが出来る人間になりたいなと思った、最近の自分でした。

そして、ごくごくありふれた電車の中での一幕を書かせて頂きました。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
また次回、お会いしましょう。

この記事が参加している募集

最近の学び

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?