バセドウ病の治療記録(20210521)

今日から、バセドウ病のアイソトープ療法への切替準備を開始。

2015年の春、原因不明の体調不良(5年ほど続いた)にやっと病名がつき、それがバセドウ病(甲状腺機能亢進症)だった。治療が始まったとき以来、メルカゾールという薬で症状を抑えてきたけれど、この6年間で数値が良くなる時期より、悪化の比率が高かったので(これについては別途書きます)、医師からの提案で手術するか、アイソトープ療法にするかを考えていました。

そして、甲状腺(喉元)超音波検査も最近したのだけれど、結果は、治療開始時の6年前からかなり肥大化している。通常サイズより3倍くらい。

コロナ禍の影響により、働き方が変わり、在宅勤務する時間も増えたことで、いま私の甲状腺ホルモン数値そのものは、非常によくなってきて、疲れやすい身体も、わりと体力あるなと感じるコンディション。

幸い、自宅で仕事もできる状態だし、私の体調に関して勤め先も理解があって非常にありがたく。

「今が変化のタイミング!ここを逃して、いつやるの?(今でしょ)」と思い切って、治療方針を変更することに決めました。

手術は、入院と手術痕があることが懸念だったので、今回はアイソトープ療法を選んだ次第です。通院でもOKなので、飼い猫たちのお世話も、触れ合い最小限にしていれば問題なさそうだし、仕事への影響もさほど大きくないだろう。

アイソトープ療法を受けるには、まず断薬とヨウ素を除去する食事制限が必要とのことで、今日がその初日です。

以前、諸事情でメルカゾールを飲めない事態になり、4日間ほど薬なしに過ごすしかなかった時は、本当に苦しかったので、あれを思い出すと怖いのですが。

以前と比べて体調も数値も良好だし、そこまで苦しくならないだろうと。また、いざとなったら動悸を抑える薬もいただいてあるので、安心。

今朝は、アレルギーの薬(メルカゾールがきれると身体じゅう痒いのです)を飲んで、メルカゾールには「いつも助けてくれてありがとう!しばらく引出しでゆっくりしててください。これからは卒業しちゃうかもしれないけど、応援しててね。」と人生初の常用薬にお礼のご挨拶をして(笑)

ヨウ素を避ける食事も、工夫が必要です。

朝:いちご 昼:野菜コンソメを使った、キノコのリゾット(チーズ入り)

夜は、きっと、同梱のタレを使わないで、納豆ごはんになるでしょう。

気を付けなくてはいけないのが、調味料。こんぶ出汁が含まれる、ありとあらゆるものを避ける必要があるのはわかっているのですが、あなどれないのが、寒天系だそうで。乳製品(ヨーグルト等)にも含まれるため、ここは気を付けていきたいところ。成分表示をみる習慣がつき始めました。

今後の経過(身体、心の状態)はここに記録していきます。

心構えと自分の在り方次第で、どんなことにも学びがあるなと思っており、病気を抱えたことで気付いたこと、ポジティブな面もあることを実感しています。


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