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月と自己肯定感

占星術では月は心や精神を表します。

私はホロスコープを見る時、月の状態は必ず見ます。

ものすごくしつこくじろじろと見ます。


月がどのハウスに入っているかとか、どんな惑星と近い度数にあるかやアスペクトも重要なのですが、私は月齢をかなり重視するほうです。


満月生まれの人ってやっぱりすごく自分に自信があって、心が強い方が多いです。

新月近くになり光が弱いと心も弱く、傷つきやすい傾向。


ただ、同じ明るさでも満月に向かう月(シュクラパクシャ)はポジティブで純粋なのに対して、新月に向かって暗くなっていく月(クリシュナパクシャ)の人はネガティブで老獪だったりします。


で、私は新月に向かっていく暗い月の日に生まれているので、心はめちゃくちゃ暗くてネガティブです。いや、でした。今はだいぶましになったはず。


月の明るさはその人の自己肯定感と比例している気がします。

自己肯定感が高いと生きやすくていいなぁと思います。ほんとうらやましいわぁ。


私、若い時は自分がこんなに自己肯定感が低くて生きにくいのは親の育て方のせいでは!?と思ったりしたこともあったのですけど、いやいや、インド占星術を勉強してわかったのですが、親のせいではなく生まれつきでした。もしくは宿命、カルマ。この人生で自分で、自分の努力で克服しなくてはいけないことだったのです。


きつい親に育てられても受け取り方は子供の心の強さによって全く変わるのでしょう。満月の子だったら全然平気でやりかえしたり、そんなこともあったなぁなんて忘れちゃうかもしれない。私が性格が悪くてしつこいから覚えてるだけかもしれないし(…って、あぁ、性格の暗さが…)。


たくさんホロスコープを見せてもらっていると、月が辛くて他の配置もなかなかシビアで生きづらい人というのはやはりいて、そういう方になんてアドバイスしたらいいのかな、自分はどうやって楽になったのかな、といろいろ考える今日この頃なのですが、


1)オバチャンになるとふてぶてしくなってきていろんなことがどうでもよくなる。

2)あきらめて他の人と比べない。無理もしない。

3)繊細で傷つきやすい世界を楽しむ。


ってぐらいでしょうか。

私の場合、1)が一番大きいような気がしますね。

ま、でも毎日瞑想したりそういうのもがんばりました。


とはいえ、私の場合はそれでもその月はポジティブで上昇志向の射手座にあり、かつ近い度数に強い木星があることでだいぶ救われてきた気がします。


って、こんな感じで月を見ています。

月は深いです、ほんと。


☺︎ゆき

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