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きっかけはカステラでした

何気なく話したことが相手のきっかけになる、そんな話をしたいと思います。

ずっと前のことですが、
忙しい、時間が足りない、あれもこれもやらなくてはいけないのにスムーズに進まない、疲れも手伝って気持ちはイライラ…
そんな時によくやっていたのが「カステラ一気食い!」

カステラといっても、デパ地下にあるような縦長の箱に入ったちゃんとしたやつでなく、コンビニのパンの並びにあるようなこんなカステラです。

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デパ地下のちゃんとしたやつはさすがに私でも一気食いは…(本気出せばできるかも?本気って何?)

これを一気に食べます!
夕飯前だろうが、夜遅い時間だろうが、カロリーがどうとか、そんなことは全くおかまいなしに。
そして食べた後も後悔はしない。間違ってない。

そんなことを友人に何気なく話したのです。
友人が「仕事でイライラして…」なんて言っていたので”私なんてこんなバカやってるよ~あはは”的なノリで。

そんなやけ食いしてたら太るよ
夜遅くに甘い物なんてお肌に良くないよ

と言われるだろうと思っていたら

「いいね!」

と意外な評価が。
それからその友人も仕事でうまくいかないことがあると「カステラ一気食い」をするようになり、そのうちに職場の先輩から「お疲れ様」とカステラの差し入れをもらうようになったとか。

そんな話をまた別の人にしてみました。
その人もなんだかストレスがたまっているようだったので。
すると、その数日後に

「あの話を聞いて、なんだか吹っ切れた」

とお返事をもらいました。

吹っ切れたということは、それまでは何かを自分自身に課していたのでしょう。ダイエットとかカロリー控えめに、ということもあるでしょうが、他にもあったのだと思います。
それは、本心まではわからないけれど自分の思いや感情や望みに対して

そう思ってはいけない、そうしてはいけない
~でなければ、~であるべき


のようなものではないかと思います。
厳しく制限して、湧いてきたことを否定する。
律することはすばらしいことではあるけれど、過度になると苦しくなってしまう。

カステラの話をしている時は、そんなこと全然思わず単なる雑談。
もちろんアドバイスでも何でもない。
でも、何でもないことや何気なく話したことが、時には誰かの胸に響く言葉に変わることがあるようです。


何がきっかけになるかわからない。
そう思うと、なんだか楽しく思えてくる。
新しいきっかけがすぐそこにあちこちに散らばっているのかもしれませんね。


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