見出し画像

最近読んだ本「趣味で腹いっぱい」山崎ナオコーラさん作品

こんんちは。星のきのこです。
今回は、最近読んだ本「趣味で腹いっぱい」山崎ナオコーラさんの作品をご紹介します。


最近、近くの市民センターにて、1,2週間に1回本を借りることにしています。外出して歩く口実を作るためと、ゆっくり読書ができるのも無職で子供が産まれていない今のうちだ!と考えて、そうしています。

そして、市民センターで借りて最近読んだのが今回紹介する「趣味で腹いっぱい」です。(昨年、文庫化して「鞠子はすてきな役立たず」に改題されているようです)


この作品を借りる前に、同じ山崎ナオコーラさんの作品で「母ではなくて、親になる」を読みました。読みやすく、出産と子育てを控えている私には、新しい考え方に出会う良い機会になり、参考になった作品でしたので、他にも山崎ナオコーラさんの作品を読んでみようと思って、借りました。

「趣味で腹いっぱい」を紹介したいと思ったのは、作品に登場する夫婦の奥さん(鞠子)の考え方が、私にとっては新鮮だったことです。どこかで働いてお金を稼ぐのが当たり前と思っていましたが、専業主婦として夫が稼いだお金で堂々と趣味を楽しむ鞠子の姿に初めは戸惑いました。しかし、趣味を真剣に楽しみながら周りを巻き込み、その後の人生も変えてしまうような、そういった考えもあるのかと新鮮に感じました。

今の私は、出産を控えているといえども、専業主婦で無職で、夫に養ってもらっていると、どこか引け目を感じている気持ちもありました。しかし、同じような立場でも、毎日明るく自分の趣味に時間を費やす鞠子のような生き方もありなんだなと、私にとって少し希望になりました。

生きてるだけで幸せなのかも、もっと自分のしたいことをしてみてもいいのかもと、ほんわかした気持ちになる本です。

会話が多く、文章も読みやすいので、機会があれば読んでみて下さい。

読んで頂き、ありがとうございました。

この記事が参加している募集

読書感想文

スキやフォローだけで嬉しい限りですが、サポートして頂いた分は、鉄分や葉酸等のサプリメント購入費に充てたいと思います。