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言葉を守る。表現の自由を守る。

政治に対して、『若者はもっと怒った方がいい』という老人がいた。

怒りの感情。

例えば政治や行政に対する怒りがデモを生んで、訴えるような、学生運動みたいなことをやることは、今はあまりないなぁと思う。

それはどうして?

それは活動が社会を変えられるというイメージがないからじゃないかな。
アメリカなんかだとデモにハリウッド俳優も参加して訴えたりしているし、それがニュースになったりするけど。
日本はデモをそこまでいいものとして扱わないし、白い目で見る人もいると思う。

もしくは、怒り方は教わらない。
怒りは悪いことと教わることもあるかもしれない。

そして、社会は変わらない。

若者は怒らない。
怒りという感情は生まれないようにされているんじゃないかと思う。
諦めもあるとおもうし。
そんなもんだから、みんなでぼちぼち生きていこうくらいに受け止めているんじゃないかな。

今だから、言葉を無くさないようにしないといけないと思う。
例えば、反乱とか革命とか、社会運動とか。

その言葉を知らなかったら、政治に楯突くということすら想像できなくなるんじゃないかな。

ならば、その言葉を守らなければいけない。

その役割を果たすのは、芸術なんじゃないか。

心は縛られない。
なにを考えたっていいんだ。

表現の自由だってある。

いまこそ、力強い言葉を残したい。
適当な批判にも炎上にも怯まずに、力のある言葉を残さなきゃ。

歌でも、絵でも、演劇でも。

まずは表現は自由なんだということを叫びたい。
誰に比べられるでもなく、侵されるでもなく、上手い下手なんて問題じゃない。

せっかく商業主義へSNSへ移行して、好きなことを話してよくなったんだから。

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