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セレンディピティ

皆さん、「セレンディピティ」って聞いたことありますか?
何それ?と思った方が大半だと思います。

セレンディピティとは「偶然に思いがけない発見をすること」を言います。


実はこのセレンディピティは皆さんも経験したことがあるんですよ?

何年も前に失くした指輪が箪笥の奥からふらっと出てきたり、何度考えても出てこなかったアイデアがお風呂で急に思いついたり、、、etc

ある意味、力が抜けて脱力した時に天から降ってくる感覚は皆さんも経験あるかと思います。


では、このセレンディピティを意図的に引き起こせたら凄いと思いませんか?
実は、その方法があるんです。

その方法は2つ。
①自分が考えていることとは異なる分野をすること。
②風呂、トイレ、就寝の際に紙とペンを置くこと。

一つずつ解説すると、

①自分が考えていることとは異なる分野をすること。
一生懸命思い出そうとしても出てこなかったあの人の名前が翌日歯磨きしていた時に思い出されることがありますよね?
それに近い経験は上記に示した通り、皆さんしているんです。

これはがなぜ起こるのかというと、「余裕」があるからです。

同じことばかりしていても脳に余裕がなくなり、圧迫させている状態で張り詰めていきます。これでは出るアイデアも出ません。

何でも「余裕」というのは重要です。それはうまさと言ってもいいでしょう。余裕がある人は周りから見ても優雅です。とても美しく見えます。
羽生結弦さんのフィギュアスケートがとても煌びやかなのは余裕があるからだと思っています。そこには見る人にうまさを感じさせるものなのです。

脳にもこの余裕が必要です。その為に何に役に立つか分からないような分野に挑戦することをお勧めします。

あのスティーブ・ジョブズは書道を習っていたといいます。その細部にこだわる筆使いにiPhoneのシンプルなデザインの着想が関わっていたとも言われています。

自分が関わっている分野とは遥か遠いものが良いです。
皆さんも何か気晴らしに始めてみてはいかがでしょうか。私は因みに、世界遺産検定の勉強を始めました。


② 風呂、トイレ、就寝の際に紙とペンを置くこと。
上記の3つはどこか「ふぅ〜」と一息つける空間だと思いませんか?

実はその瞬間にセレンディピティは起こりやすいんです。

そのためにすぐに書き留められるようメモをしないといけません。なぜなら記憶はすぐに薄れていくからです。
せっかく起きたセレンディピティを台無しにしないよう書き留める準備をしていきましょう。後から書けばいいやではダメです。人の記憶は当てになりません。必ずすぐにメモを取ることが大切です。


セレンディピティを体験するとかなり気持ちいいですよね?
この気持ちよさを意図的に作れる環境にしていってください。

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