見出し画像

【冥王星の神話とその意味】冥王星を読み解くためのヒント?ハデス=プルートと乙女の物語…そして冥王星の名前の由来と神話の結び付きの実態とは【人々が認識するから神話と意味が結び付く?】


 

【西洋/インド占星術とチャネリング-潜在意識書き換えセッション】


西洋占星術+インド占星術(+特殊チャート)=合計で3つのホロスコープを同時解読して、

「終わった後に安心感を感じることができ、今より良い未来を信じて立ち上がっていける鑑定」を心がけ通話セッションしています。

これらに加えチャネリングによる過去世や
カルマの鑑定、そこから
潜在意識の書き換えも行っています。↓

月4回のライブ配信と勉強会開催 リョウのオンラインサロン【Astro Circle☉】はこちら↓


今回は冥王星の神話について海外サイトより一部抜擢したいと思います。

昨日は【冥王星とメソポタミア神話~神話から読み解く冥界の謎とは?~】という記事だったのですが、

こちらはロシア語圏からディープな情報を調べたサロン限定配信の内容なので入会いただいた方だけが聞ける内容になっています。


サロンでは過去配信も全て聞けますので、
ご興味ある方はこちらの記事をご覧になった上で入会ご検討くださいませ😌↓

【配信限定:冥王星とメソポタミア神話~神話から読み解く冥界の謎とは?~】乙女座と金星のイメージがまるで変わる?そして冥界の主の正体と8ハウス=蠍座の謎とは…【そして冥王星と富の深い関係】↓


さて、今回はメソポタミアまでは行きませんが
通常よく語られてる冥王星の神話について、

翻訳文をシェアしたいと思います。


こちらあまりに長い情報量ばかりだったので
今回は短めで重要と思われる部分だけを抜擢させていただきます。

こちら↓



◎神話の中の冥王星


冥王星は1930年に発見され、
最近、国際天文学連合(IAU)の天文学者によって
134340-冥王星として準惑星に再分類されました。

冥王星という名前を最初につけたのは天文学者で、そこから占星術の神話が生み出されている。


冥王星は、ギリシャ語のPloutōn(黄泉の国の別名)をラテン語化したものに由来する。
暗い正義の使い手としての冥王星の占星術的な影響力は古代神話の冥王星(ローマ)とギリシャ神話のハデスを反映したものです。


◎冥王星の他の呼び名

クライメヌス(悪名高い)
エウブレウス(よく推測する)
富める者
もてなす者
ポリデグモン(多くの客人を受け入れる者)
死の支配者
プルトン(富める者)

冥王星と神話に登場するハデスは共に冥界の主であるという特徴をもっています。

これは隠された宝物(精神と地球に隠された全てのもの)に満ちた、非常に豊かな領域である。
ギリシャ語で富を意味するのはプルートスで富裕層による支配は金権政治(プルトクラシー)である。


ギリシャ神話ではハデスはクロノスとレアの息子で、他の神々と一緒にオリンポス山に住んでいませんでした。

弟のゼウスとポセイドンと共に宇宙を分割し、その領域は冥界であった。


◎プルートとプロセルピナ


ギリシャ神話のハデスとペルセポネの物語とほぼ同じ神話なのがローマ神話のプルートとプロセルピナの物語である。

ヴィーナスは冥王星に愛の矢を射るために息子のアモール(別名キューピッド)を送り、彼の心を愛に開かせました。


冥王星が4頭の黒馬に乗ってエトナ火山から出てきた時、
彼はエンナ近くのアレトゥーサの泉でニンフと遊んでいるプロセルピナを見た。


ハデスがペルセポネにしたように、
プルートはプロセルピナを連れ去り、彼女と結婚してハデスで一緒に暮らすことにしました。


プロセルピナは冥界の女王となった。
また、彼女は冥王星の兄弟であるジュピターとセレス(ケレス)の娘であったため、冥王星の姪でもありました。


プロセルピナの母セレスは娘を捜して地球上を探し回ったが、結局見つからなかった。


彼女が見つけたのはプロセルピナの小さなベルト(ニンフの涙で作ったもの)だけで、それが湖に浮かんでいたのです。

悲しみと怒りのあまり、セレスは野菜や果物の成長を止めシチリアを呪ってしまった。

そのため、緑のものは全て枯れてしまい、シチリアは寒く暗い時代になってしまった。


そしてセレスは神々の住むオリンポス山に帰らず、無残な姿で地上を彷徨った。

セレスは砂漠を残して去っていった。
人々は何も育たず、多くの人が飢えていることを憂い、ユピテル(プロセルピナの父)に救いを求めた。


ジュピターはメルキュリオスを冥界に送り、プロセルピナを解放しようとした。

しかし、そのとき彼女はザクロの種を6個も食べていたため、その領域の果実を味わったために留まらざるを得なかった。


ジュピターはプロセルピナの帰還を要求して大暴れした。
そこでプルートは彼女がザクロの種を6粒食べたので、1年のうち6ヶ月は彼のところに滞在するようにと取引したのです。


それで毎年春になるとセレスは娘を取り戻し、作物は実り、花は咲く。

しかし、秋になるとセレスの手によって葉は茶色やオレンジ色に変わり、プロセルピナが冥界に戻る前に贈る飾りとなる。


原文&全文はこちら↓



◎別サイトからの冥王星の神話の翻訳文


古代ギリシャの宗教と神話では冥王星(ギリシャ語: Πλούτων、Ploutōn ) はギリシャの冥界の支配者でした。


この神の以前の名前はハデスでしたが、これは冥界そのものの名前としてより一般的になりました。

冥王星は死後の世界を主宰する神のより積極的な概念を表します。


プルトンは鉱物資源が地下で発見され、民族神話として知られていたため、ギリシャの富の神であるプルートスとしばしば混同されました。


神プルートは豊かな収穫に必要な種子を含む深層地球を支配しました。

プルトンという名前はエレウシス秘儀で広く使われるようになり、その中でプルートはペルセポネの厳格な統治者であると同時に愛情深い夫としても崇められていました。


夫婦は死後の世界で魂を受け取り、宗教碑文の中で一緒に呼び起こされ、それぞれプルトンとコレと呼ばれています。

対照的に、ハデスには彼に関連する寺院や宗教的慣行がほとんどなく、ペルセポネを暗く暴力的に誘拐した者として描かれています。


プルートとハデスは性質が異なりますが、別個の人物ではなく、2 つの主要な神話を共有しています。


ギリシャの宇宙論では神は世界に対する主権の三者分割で冥界の支配を受け、弟のゼウスが空を支配し、もう一人の弟のポセイドンが海の主権を持っていました。


神話における彼の中心的な物語は、彼がペルセ​​ポネを誘拐して彼の妻となり、彼の王国の女王になるというものです。


冥界の支配者の名前としてのプルトンは、古典時代のギリシャ文学、アテナイの劇作家や哲学者の作品に初めて登場します。


プラトン、彼はその重要性に関するギリシャの主要な情報源です。

プルートという名前で、この神は他の神話に二次的な役割で登場し、主に探求の対象の所有者として、特にオルフェウスや他の英雄の冥界への降下に登場します。

冥王星([ˈpluːtoː] ; 属格 Plōtōnis ) は、ギリシャ語のPloutonをラテン語化したものです。


冥王星に相当するローマ字はDis Paterで、その名前は「金持ちの父」を意味することが最も多く、おそらくPlouton の直接翻訳です。 


プルートはまた、冥界の神と場所としての冥界の両方の名前であるハデスのように、曖昧なローマのオルクスとも同一視されました。


プルート(フランス語とドイツ語ではPluton、イタリア語ではPlutone ) は、その後の冥界の古典的な支配者の最も一般的な名前になります。



原文と全文はこちら↓



◎その他の特に価値のある有料記事↓

【冥王星から富は得られるのか?】富裕層や一般の裕福な人々、合計24人のチャート検証!冥王星は富としてどのように表れているのか…そして検証で明かすことのできた"共通点"とは↓


【悪縁を生むシナストリー:6選】ノード、12ハウス、リリス、グランドクロス…そして意外にも冥王星-水星や1ハウスの繋がり?なぜこれらが悪縁を生むのか?その解析に迫る…↓


【7ハウス冥王星】冥王星の最も困難な配置の一つ、その特徴、そしてパートナーシップとは?7室蠍座や12室-1室冥王星の人も注目…なぜ人間関係を破壊してしまうことがあるのか?【その理由と解決策について】↓


【家庭の問題を示す配置】4ハウスの山羊座/土星、水瓶座の月、蟹座キロン、8ハウスの月等々…家庭環境や親子関係に軋轢を与える配置とは?【注目はやはりトラサタや土星】↓


【注意が必要なシナストリー5選:浮気やストーカー等】止められない衝動を引き起こす?この相性の人と出会った時には注意が必要…【金星-火星オポジション、月同士の合、リリスなど】↓


【裕福なパートナーが得られる配置-12選】ネイタルの配置とシナストリーから見る、裕福な人を引き寄せるポイントとは?土星のもたらす裕福な関係…そしてノード軸の対人関係とは↓



…はい、以上になります。


◎ここから個人的解釈と経験


一応、代表的な神話だけに絞ってみたのですが
それでもけっこう長いですね(笑)


冥王星の神話で代表的なものと言えばペルセポネ=乙女座と関連した神話ですが、

実は乙女座には正確な神話は無いと言われたりもしてるようです。


その理由はこちらの日本語サイトが分かりやすいかも↓

こちらも↓


それこそ僕も昨日のメソポタミア神話を調べていると、
どうも一般的に言われてるペルセポネは乙女座ではないような気もします…


ただ僕もまだまだ全然、深くは調べられてないのですが
おそらく他の神話も原型を辿ると全く違ったものになるかもしれません。


こうした神話は何か一つ結論を出すにも
神話の由来(原型)はもちろんのこと当時の時代背景、文化、思想、

または占星術の観点としては緯度、季節なども全体的に考慮して
ようやく見えてくるものがあるはずだと思います。


ですから今のところは一般的に出回ってる説を扱いつつ学びを深めて
徐々に自分なりの答えを追求していくしかなさそうです。


そんな中でもトラサタ始め他、小惑星など新しい天体は
今現在、知られてる神話と結び付けられているため比較的、解読がしやすいかもしれません。


ただこちら、新しい天体と神話の結び付きは如何ほどなのか?
といった部分に焦点を当てるとこれもまた実は難しい問題だと感じます。


というのも今日はこんなツイートをしたのですが…↓

ツイート全文↓

天王星=ウラヌスの名前の候補には
「ゲオルギウム・シドゥス」というのがあったそう(笑)

これ「ジョージの星」という意味らしく、
天王星の発見者ウィリアム・ハーシェルがイギリス国王のジョージ3世にちなんだ付けようとして却下された名前らしい。

ウラヌスで良かったね…(笑)

「あなたのルーラーはゲオルギウム・シドゥスですね」
「ASCにゲオルギウム・シドゥスが合してる」

意外と使えば馴染むのか…?😇笑

ただ思ったのが、当初から神話と関連付ける規則(暗黙の了解?)は無かったということ。

だから新しく発見された天体と神話の繋がりは実は微妙だと思うんですよね。

それ分かりつつもこの前の冥王星の配信では神話との繋がりを重視してお話したのですが、
その時は個人的にはスピ寄りの捉え方で良いかなと思ってたからなんですよね。

発見された年代=人間が認識したその時代背景、
その名前が付いたことにある意味、運命論的な概念が働くみたいな。


こちら天王星の話題ですけども、

ご覧の通りそもそも惑星の名前が神話由来でなければならない規則は無かったということですね。


そもそも惑星の名前に神話を結び付けるのは

惑星ありきでその惑星の性質や発見された時代背景に意味を付随する形で神話を当ててると言えます。

ですから昨日のサロン配信でも

そもそも惑星と神話の結び付きも実は怪しくて、確か何かの天体なんか少女がつけた名前だったんですよね


なんて話をしたのですが、

すっかり忘れてました。


少女が名前をつけた天体がまさに冥王星でした(笑)


ヴァニーシア・キャサリン・ダグラス・フェア (旧姓 バーニー)Venetia Katharine Douglas Phair (née Burney), 1918年7月11日 - 2009年4月30日)は、クライド・トンボーによって1930年に発見された惑星[1]Pluto冥王星)と名づけることを提案した女性。当時、彼女は11歳であり、イギリスオックスフォードに住んでいた。


名前の発案者は11歳の少女ですよ…


一応、神話を深く学んでいたそうですが
それでも意外と適当なのかもしれませんね。

ともあれ正確には神話から惑星を調べるのではなく
惑星の性質と時代背景から神話を意味付けしてると考えられます。


なので神話由来で調べてもその惑星の性質や影響は分からないはずなのですが、


しかし、これは昨今の量子力学的な観点で

人間が認識した瞬間にその存在の意味付けがされる


という観点で割り切っても良いのかなと考えています。


つまり、例えばトロピカル式も本来であれば歳差運動により
ほぼほぼ機能しないはずなのですが実際には機能していると思います。


これはトロピカル式とサイデリアルでサインの影響が被る6度の範囲を抜かした場合でも、です。


このトロピカル式が機能してる理由にはいくつかの考察や解釈はできますが、

その内の一つとして僕が個人的に勝手に思ってるのが
人々が「◯◯座はこんな性格」と認識することによりサインの影響が表れている

という考えです。


これは他の人がそうした考察をしてるのは見たことがないですが、
要はこれが昨今の量子力学的な考え方です。


なので、最近の新しい天体にしても
人々が神話と結び付いてることを認識することにより、
その天体に神話的な影響が出てるのかもしれない…

と、これもまた個人的な考えで捉えています。


量子力学的な研究自体は最近、注目されるようになったものの
原則としてのこの影響があるならば量子力学の実験とは無関係に
こうした影響は常にあるはずです。


ちなみに量子力学はスピ的な面と結び付けられがちですが、
元は二重スリット実験に代表されるように科学的/現象として観察されています。

そしてこれらの意識は時間や空間といった概念に囚われないので、
そうした意味ではトラサタ未発見の時代でも時空間を超えて認識後の観察が有効かもしれません。


さて、難しい話はこれくらいにして
現実的にためになる話(?)をしましょう(笑)


冥王星と富の関係についてです。

冥王星と神話に登場するハデスは共に冥界の主であるという特徴をもっています。
これは隠された宝物(精神と地球に隠された全てのもの)に満ちた、非常に豊かな領域である。
ギリシャ語で富を意味するのはプルートスで富裕層による支配は金権政治(プルトクラシー)である。

冥王星に相当するローマ字はDis Paterで、その名前は「金持ちの父」を意味することが最も多く、おそらくPlouton の直接翻訳です。 

冥王星と富の関係、


こちらも昨日のメソポタミアの配信で話したのですが、
改めて冥王星が富とどう関わっているのか、

富裕層や実際に僕が見てきたチャートを検証しつつ
明日、記事にしたいと思います。 


こちらは今回みたいな小難しい話はせず、

20人以上の富裕層のチャートの冥王星の影響を調べたので、
それと共に自身の観察経験や情報をまとめたいと思います。


※追記:更新した記事はこちらになります↓

【冥王星から富は得られるのか?】富裕層や一般の裕福な人々、合計24人のチャート検証!冥王星は富としてどのように表れているのか…そして検証で明かすことのできた"共通点"とは↓


また、さらに冥王星の解像度を高めたい方は
オンラインサロン【Astro Circle☉】でさらにディープな話をしています。

こちらはより専門的に、古典占星術やインド占星術、海外情報を詳しく知りたい方にとって貴重な情報をシェアしています。


サロンの提供内容には毎週開催の勉強会(参加は自由)もあるので、

ただ情報が欲しい人よりもリョウの価値観にある程度、共感できる人の方が
勉強会やその他コンテンツもより楽しめると思います。

(さらに最近はタロットお茶会という、みんなで気楽に占い合ったり練習するイベントも開催してます)



当サロンでは土星的な規律と木星的な気楽さが混在していますが、

これは僕の土星山羊座と木星双子座の150度の関係によりどうしようもなく生まれる葛藤なので、

同じように150度の葛藤に悩む人にも来ていただきたいと思いますね。


一般社会ではこうした葛藤は理解されないですが、
星を読める人達だからこそ分かる葛藤、悩みがあります。


まずはこちらで吟味していただいた上で入会検討されてみてはいかがでしょうか。 

オンラインサロン【Astro Circle☉】入会案内ページ↓


また、個人的にご相談がある方は通話セッションも受付しております

リョウの鑑定理念は
相談に来た人が終わった後に安心感を感じることができ、今より良い未来を信じて立ち上がっていける鑑定」です。


ご興味ある方はこちらからご一読いただいた上で、鑑定お問い合わせください↓

ゆっくりテキスト鑑定を希望の方はこちらからどうぞ。こちらは西洋占星術のみですが、かなりの大ボリュームですので鑑定に数週間いただいております↓

リョウのツイッター(ブログと共に毎日情報更新してます)↓




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?