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鉄道の発車メロディのメリットとは?ただ楽しいだけではない発車メロディについて

皆さんは鉄道の発車メロディはご存知でしょうか。
ご存知でなくても、都会に住んでいて鉄道を利用したことがある方であれば、必ず1回は聞いたことがあるかと思います。
発車メロディは停車中の電車が発車する時に流す音のことです。
今まではシンプルなベルが主流でしたが、最近では音楽を流す駅が多いです。
発車メロディが主流になってから、鉄道の楽しむポイントが1つ増えていて、最近では音鉄の中でも発車メロディが好きな鉄道マニアが増えています。

駅独自の発車メロディ

発車メロディのおもしろいところは、駅によって特徴のある発車メロディが流れていることです。
基本的には駅にまつわる発車メロディがおもしろいです。
例えばJR西日本の大阪環状線の鶴橋では「ヨーデル食べ放題」の発車メロディが流れます。
これは鶴橋が焼肉の観光地として有名なので、発車メロディも焼肉にまつわる発車メロディが採用されています。
他にも各駅で発車メロディを聞いたら「なんでこの駅は森のクマさんが流れているんだろう」と理由を考えるのが個人的には楽しいです。

私の経験談で話をさせていただくと、JR東日本の南武線の登戸駅の発車メロディでは「ぼくドラえもん」を採用されています。
なんで登戸駅ではドラえもんの曲が流れているのかなと

そしてわからなければ調べたりして、その駅の有名なところや発車メロディの謎が解けて知識upにもつながります。

続いて

発車メロディでどの路線が発車するのか見極める

阪急大阪梅田

発車メロディのメリットを私なりに考えてみました。
発車メロディは駅独自の発車メロディを導入して、利用者に楽しんでもらうことももちろんメリットではあるのですが、シンプルに全利用者にメリットがあることがあると考えましたので、シェアをします。

それは見出しにもある通り、発車メロディでどの路線が発車するのか見極めることができます。
例を挙げさせていただくと、阪急の大阪梅田駅では神戸線・京都線・宝塚線の3路線が乗り入れをしており、絶えず電車が行き来している巨大ターミナル駅として有名です。
ここでもし発車メロディではなく、普通のベルであった場合を考えてみましょう。

例えばこれから神戸線に乗ろうと考えているあなただったとして、発車ベルが聞こえたら、「これって神戸線が発車するベルなのか京都線が発車するベルなのかわからない」という状況になるかと思います。
実際神戸線かなと思ってちょっと早歩きで向かったとしても、神戸線ではなくて京都線だったという場合が起こるかと思います。
このように同一ホームに複数路線が乗り入れている駅の場合、ベルだけでどの路線が発車するのか見極めることができない問題が発生します。

ここで活躍するのが発車メロディではないでしょうか。
実際に大阪梅田では各路線で発車メロディが分けられています。
日々利用している利用者であれば、流れてくる発車メロディで自分が乗ろうとしている路線なのか、そうじゃないのか見極めることができます。
こうすることで「あ、これは俺が乗ろうとしている路線の発車メロディや。ちょっと急ぐか」「あ、これは俺が乗ろうとしている路線ではないからまだ急がなくて大丈夫やな」と判断することができます。

このようにメリットとしては同一ホームに複数の路線が乗り入れている場合に、発車メロディを分けることが、どの路線が発車しようとしているのかお客様が見極めることができることだと考えました。

他にもこんなメリットがあるんじゃないかと思い付いた方は是非、コメント欄で書いていただけると嬉しいです♪

まとめ

普段聞き流している発車メロディかと思いますが、電車に乗っている時に各駅で発車する時の発車メロディで楽しんでみてはいかがでしょうか。
電車を普通の移動手段と考えるのではなく、移動そのものの楽しみ方として参考にしていただければ幸いです。

他にも鉄道に関する記事をたくさん書いておりますので、こちらからご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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