埼玉県産米の米粉利用拡大について

令和5年予算特別委員会
◆細田善則委員 

 次に移ります。

 米粉の利用拡大について、調書でいうとページ21番ということで県産農産物の促進ということになります。去年、知事と私訪問で地元のみたけ食品工業というところにお邪魔をいたしました。こちらがその商品なんですけれども、米粉パウダー、これはもう彩のかがやきのみを使って鴻巣の工場で作っているので、本当に純粋に埼玉県で作った商品ということで、ノングルテン認証というのが2018年にできたんですけれども、その認証の第1号がこの埼玉の商品でございます。米粉の、まだまだ一般消費者が米粉の利用方法というのが、まだ認知されていないようで、なかなか伸び、これからもう少し伸びていく分野かというふうに思いますが、県として県産の米粉の消費量の拡大について、個人の利用と業務的な飲食店等々の業務利用と二面でどのように取り組んでいくかお伺いをいたします。



◎農林部長 

 米粉につきましては、小麦粉の代替として、またグルテンフリーという機能性に着目して利用が期待をされているところでございます。最近では、製粉技術が向上したことによって、米粉はパンやうどん、お好み焼き、ラーメン、ピザ、天ぷらなど、幅広い料理で使用がされ始めております。こうした米粉の魅力を広く県民の皆様に周知するように努めてございます。

 個人消費につきましては、ちょっとこのところコロナによって実施をできない時期もありましたけれども、米粉を利用した料理教室の実施ですとか、イベントでの試食、即売などを開催しまして、米粉を使った料理のレシピを学校給食の栄養士に配布するなど、米粉の消費拡大には努めてございます。

 また、飲食店などの業務用向けにつきましては、2月1日にスーパーアリーナで開催しました埼玉県農商工連携フェア、こちらに米粉を生産する農業者ですとか、米粉を使った加工品を製造する業者に出展してもらいまして、飲食店など食品関連事業者との商談の場を提供するなど、業務用の消費喚起にも支援をしてございます。

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