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消えた駅…ではなく、消えた駅名

函館本線渡島大野駅。
2016年、ローカルな無人駅渡島大野がその名前を失った。

そして新たな名前が与えられた。
新函館北斗。
函館本線の駅であると同時に、北海道新幹線の駅となった。

なぜ、函館北斗と新がついたのか?
疑問(笑)

道南最大の都市であり観光都市でもある函館ではなく、渡島大野という駅が新函館北斗という新幹線の駅になったのは、北海道新幹線が札幌延伸を目指しているからだが、個人的には、函館まで新幹線を引き込むべきだったのではないかと思っている。

北海道新幹線の札幌延伸に伴い、函館本線の一部が廃止されることになっている。
新幹線ができることで、街が発展し栄える、観光客を多く誘致できるというプラス面が期待されるが、その反面、沿線住民は不便を強いられることもあるのだ。
そしてそれは、沿線の町が過疎化し廃れていく可能性もあると言うことだ。
新幹線が通ることは、必ずしも喜ばしいことではないということを留意すべきだろう。

タイトル写真は2006年撮影