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常識というガラス割れる瞬間

こんにちは、ほたる いかがです。

「常識」

「常識は「大衆的な考え」という意味です。」
以前とある書籍で上のような文章を目にした。
確かに過去を振り返れば、「関東ではエスカレーターに立つ位置は左側」とか、「赤信号は止まれの意味」など、大勢の人が皆やっているから
それが当たり前として成り立っている。

「本を沢山読んでいる人は良い文章を書ける。」
これももしかしたら常識なのかもしれない。確かにあらゆる本を沢山読む事で構成や表現、知識などを手に入れ、より良い作品を書けるような、
イメージがある。しかし、私は先日その常識のガラスが破れた。

本は読まないが、ライター

ライターの「みくのしん」さんをご存知だろうか?
下記のラジオを通じて彼を知ったが、
ラジオではとにかく叫んでいる、うるさい(笑)
しかし、それがまた良い。深夜に聴くと、声の大きさと面白さで目が覚めてしまう。未だ、の方は一度聴いてみてほしい。

さて、みくのしんさんだが「本をあまり読んだ事がない」そうだ。(漫画は読めるそうだが)

ここで私の常識のガラスが割れた。
「本を沢山読めば良い作品が書ける」と。
ここで一応伝えておくが、オモコロの記事は
基本ぶっ飛んでいる(笑)。しかし、ぶっ飛んでいながらも人を惹きつける文章だと思っている。
少なからず「無機質」ではない。

彼もまたぶっ飛んでいる。時折記事に雑音のような文字がバーっ!!!と波動弾のように出てくる。しかし、その文字が意味不明に見えるようで、筋が通っているから面白い。いつも腹を抱えながら読んでいるくらいだ。

彼の強みが、「表現力」と「感情が豊か」ではないだろうか?
上記のほかに、別の記事でも小説を読ませられていた。その時は主人公に感情移入して、泣いてしまったり、読書感想文を書かせてみたら
雑に書いた私の中学生の夏休みの宿題よりも、
面白かった。まあまあ難しい内容の小説であるはずだが、「そこまで読み解く⁈」と突っ込むほど
わかりやすく、かつストレートに感想文として書いていた。それを読み、私もその小説をKindleで読んだほどだ。

「常識はずれ、話にならない」と、思われる方もいるかもしれない。しかし、常識はずれの人がいるからこそ、新しい価値観が生まれるのだ。
こういう人たちをもっと重宝してほしい。

常識のガラスを打ち破れ!

こういう常識はずれな人は、みくのしんさんだけでは無いと思う。例えば、ピアノ経験どころか
楽譜が読めないが、音感やリズム感はばっちりで
歌手をやっている人や、ビリギャル。多分、
もっと沢山の方がいる。しかし、常識により
潰されているような気がする。
「いやー、大衆に流されてはダメだなー」
こういう人たちがもっと輝ける場所がもっとできればいい。

しかし、場所を待つだけでいいのか?
常識のガラスを割るには天性だけではない。最初は天性だけでいけても、完璧に打ち破るにはその人の経験や努力、運を味方にする必要がある、と思う。

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