枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会

未来の子どもたちに誇れるような自然と人間が共生している美しい森を創りたい!東京都八王子…

枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会

未来の子どもたちに誇れるような自然と人間が共生している美しい森を創りたい!東京都八王子市の高尾山域にある恩方の森で、森を元気にし、枯れた沢に水を流し、ホタルが飛ぶ環境を蘇らせる活動してます。土中環境や生物多様性を考慮した杜造りを心がけてます。 あなたもこの活動に参加しませんか!

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2023年度 第9回  竹林整備の巻

11/25 晴天 ぬるい→あったか→暑いっ💦 この日はこの山際にある竹林整備。 10年前は竹林とは言えない、竹やぶだったそうです。 毎年手を入れないと、あっという間に今年の竹がびよーーんと背を伸ばします。 活動開始 竹は、一本一本ではなく地下茎でつながっていて、これぜーんぶで一つ、と考えるらしいです。 光を入れすぎても筍が細くなったり、と竹整備、奥深し。 大量の竹の葉、今回は燃やしていますが、何か使い道はあるのかなぁ。 高知県四万十市から参加の久保田さんは、出身はこ

    • 2023年度 第6回          一日雨のホタルの会:アンブレラと森

      タイトル通り、朝から帰りまで雨でした。 今回のメンバーはもちろんみんな雨男雨女…、じゃなくて 雨の日ならではの森が見たい! の総勢4名。 この日は造作はほぼ無しの森観察会とあいなりました。 長靴とかっぱと傘、雨支度が出来たらさぁ出発。 まずは沢の入り口 気を取り直して沢へ 本日のメンバーお二人は2~3度目のご参加。 普段から森や木に関するお仕事もされているとのことで 沢歩きも軽やか。 つい足元に気を取られがちですが、しっかりといろんなところに目を向けて森のずーやんに質問

      • 2023年10月〜12月の活動予定のお知らせ

        『北浅川上流地区の森にホタルを飛ばそう!』プロジェクト、2023年10月〜12月の活動イベントのご案内です。 水も流れないような川に、自分たちで水を流し、ホタルを呼べたら、本当に素敵ではないでしょうか?! このプロジェクトでは、自然が本来持っている力を引き出すきっかけをつくり、人と自然が力を合わせながら沢を蘇らせていきます。 私たちが今まで学び、培ってきた環境改善のノウハウを実際に見て体験して貰うことで、きっと大きな気づきと学びに出会えることと思います。どの造作も、自然

        • 2023年度 第5回 活動レポート『山とコンクリート三面護岸(でっかいU字溝)を繋げる』

          2023年9月28日㈯ 今回は初参加のお二人と共に総勢5人で行いました。 涵養な山作りが私たちホタルの会の柱です。 沢も手入れしたいのをぐっと我慢して今日は ➡ 今日も 斜面のお手入れへレッツゴー! 活動の様子はじめに少し森めぐり まずは篠竹のやぶを払い、下の護岸との風をつなぐ 三面護岸 三面護岸:両岸と川底の三面をコンクリートで覆った河川や水路。 ここではでっかすぎるU字溝、といったところでしょうか。 写真の、沢がコンクリートに切り替わるところは、約2か月前に森と

        2023年度 第9回  竹林整備の巻

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        • イベント開催予定
          3本
        • イベントレポート
          62本
        • 森造作コラム
          7本

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          2023年度 第4回 活動レポート『作業道沿いの灌木の選定&地拵え

          9月2日、土曜日 こんにちは!今回はずーやん(三木一弥)がレポートします。 まだまだ猛暑が続く9月2日。雨の翌日蒸し暑い日でした。今年は例年より虫が多い。朝一に森に入ると虫にたかられます。不思議と5分程するとあんなにたかってきた虫もどこへやら???そんな中、4人で活動してきました。 目次一日の作業の様子 参加者ふりかえり 主催者ふりかえり 今後の活動予定・参加申し込み 協力感謝 一日の作業の様子 朝一番は先日お手入れした、沢の様子をみんなで観察。 落ち葉をふん

          2023年度 第4回 活動レポート『作業道沿いの灌木の選定&地拵え

          2023年度 第3回 活動レポート『丁寧な造作で水をじっくりしみこませる』

          2023年8月20日、日曜日 真夏日の8月20日。刺すような暑さにもかかわらず沢山の人が集まってくれました。総勢10名で、森の整備を行いました。 一日の作業の様子今回は前回にひきつづき、森の入口エリアのお手入れをしました。作業内容は「水のしみこみ口づくり」と「丁寧なしがらみづくり」を行うことにしました。 水のしみこみ口づくりでは、まず沢筋の重要なポイントに深い穴を掘ります。山から流れて来た土砂や岩が溜まっていてカチカチになっています。なかなかシャベルも通らない地面をどん

          2023年度 第3回 活動レポート『丁寧な造作で水をじっくりしみこませる』

          2023年度 第2回 活動レポート『少数精鋭で森の入口の難所に挑む』

          2023年7月27日、木曜日 35度越えの猛暑が続いていた7月27日。この日も最高気温は36.2度を観測しました。そんな中、経験豊富なベテラン4人の少数精鋭で、森の整備を行いました。 一日の作業の様子 午前中は森の全体像の把握と今後の作戦会議をするため、森の様子を観察しました。苔蒸す切り株や、新しく生えてきた新芽たち、土の乾き具合や湿り具合、一つ一つの森の変化を丁寧にチェックしながら、今までの造作箇所がどのように変化しているのかを把握してゆきます。 木こりのずーやんから

          2023年度 第2回 活動レポート『少数精鋭で森の入口の難所に挑む』

          2023年9月〜10月の活動予定のお知らせ

          『北浅川上流地区の森にホタルを飛ばそう!』プロジェクト、2023年9月〜10月の活動イベントの御案内です。 水も流れないような川に、自分たちで水を流し、ホタルを呼べたら、本当に素敵ではないでしょうか?! このプロジェクトでは、自然が本来持っている力を引き出すきっかけをつくり、人と自然が力を合わせながら沢を蘇らせていきます。 私たちが今まで学び、培ってきた環境改善のノウハウを実際に見て体験して貰うことで、きっと大きな気づきと学びに出会えることと思います。どの造作も、自然と

          2023年9月〜10月の活動予定のお知らせ

          2023年度 第1回 活動レポート『新年度を新体制でスタート!!』

          2023年7月17日、月曜日(海の日祝日)。 まだ7月初夏ですが、猛暑。今年の夏はひと際熱い。「枯れ沢復活ホタルの会」も7月から新年度。今年は長らく会長として会を引っ張ってくれたしげちゃんも引退し、新たな若き会長ユウキ君にバトンを託し新体制でのスタートです。 しげちゃん長きにわたりありがとうございました。お疲れ様でした。 ユウキ君これからよろしくお願いします。!! (と、書いてるのもこの初回、なんとユウキ君所要で不在。というわけで今日はメンバーのずーやんこと三木一弥がレポー

          2023年度 第1回 活動レポート『新年度を新体制でスタート!!』

          第66回イベントレポート『一年間造作した箇所の経過観察』

          2023年6月28日、くもり、時折り陽射し。 今年度の最終イベントとして、一年間造作して来た箇所が、どのような変化を見せているかを観て周りました。 イベントを開催する日の朝は、必ずこの祠に安全祈願をしています。 『事故なく怪我なく恙なく終われますように』 今回は私が主催する最後のイベントでもあるため、特に強く、山と谷の神さまに参加者の無事をお願いしました。 今日まで四年間も続けて来て、怪我はおろか、ただの一度も〝ヒヤリハット〟すら無かったことに感謝の気持ちを伝えまし

          第66回イベントレポート『一年間造作した箇所の経過観察』

          第65回イベントレポート『枯れ沢復活をひたすら目指した4年間の成果報告会』

          2023年6月10日、曇り時々陽射し。 総勢14人で、ホタルの会4年間の活動の成果報告会を行いました。オリンピックやワールドカップは4年ごとに開催されます。今回、私たちホタルの会も一つの区切りを迎えましたので、皆様に成果報告会を開催させていただきました。これまでたくさんの方々にご参加いただき、本当にありがとうございました。 午前中はいつものように造作を楽しみ、午後はみんなで造作をしてきた森を観てまわりました。私たちが森に問いかけた返事を聞きたいと思いました。 そして夜、

          第65回イベントレポート『枯れ沢復活をひたすら目指した4年間の成果報告会』

          枯れ沢が復活しているか定点観測するために写真を撮る<その3>2023年6月10日

          今回は3回目の定点観測。第1回2022年6月19日の雨季、第2回2022年12月21日の乾季の調査です。実際の沢の状態を写真で記録に残します。写真の沢の場所はこちらの地図でご確認を。 日本では古の時代から沢は生活と密接に関わっているので必ず名前が付けられています。ですから、名もなきこの枯れ沢は1年中流れているものではなかった可能性が高い。先週も台風が前線を刺激した大雨が降り、前日も大雨が降っていたからか、沢はすべて流れていました。はじめに設定した「枯れ沢復活」という目的は達

          枯れ沢が復活しているか定点観測するために写真を撮る<その3>2023年6月10日

          2023年7月〜8月の活動予定のお知らせ

          『北浅川上流地区の森にホタルを飛ばそう!』プロジェクト、2023年7月〜8月のイベントの御案内です。 水も流れないような川に、自分たちで水を流し、ホタルを呼べたら、本当に素敵ではないでしょうか?! このプロジェクトでは、自然が本来持っている力を引き出すきっかけをつくり、人と自然が力を合わせながら沢を蘇らせていきます。 私たちが今まで学び、培ってきた環境改善のノウハウを実際に見て体験して貰うことで、きっと大きな気づきと学びに出会えることと思います。どの造作も、自然と対話し

          2023年7月〜8月の活動予定のお知らせ

          第64回イベントレポート『さみだれが 湧き出で薫る 沢の風 そよそよサラサラ 火垂る呼ぶ声』

          2023年5月24日、快晴。 総勢5人で沢の手入れに入りました。 〝文字少なめ写真多め、トッピングに蜻蛉乗せて大盛りで!〟活動の様子をレポート致します。 午前中は沢登りどうやら今朝の未明まで雨が続いてたんじゃないか?!、、、未だ斜面は緩んでいるから、午前中は沢を整えながら源頭部の様子を観に行き、午後から斜面に入ってトラバースの小道を完成させることにしてはどうか?、、、 雨上がりの沢の風情は、過去に何度も見ているのですが、今日の流れ方は、なんだか違う、、、。今までの、降雨

          第64回イベントレポート『さみだれが 湧き出で薫る 沢の風 そよそよサラサラ 火垂る呼ぶ声』

          第63回イベントレポート『そぼ降る雨の沢は、岩々が神々の如く美しかった』

          2023年5月13日、土曜日。 今週の天気予報は数日前から日を追う毎に下り坂になった上に、当日は本降りにもなりそうだった予想も見事に外れ、終日さしたる雨に会うこともなく沢筋の手入れを進めることが出来ました。 生き生きと濡れて輝く沢の情景写真をメインにして、活動の様子をレポート致します。 一日の作業の様子水の湧出し口が詰まっていそうな場所に手を入れながら沢を登りました。 雨の日だからこそ、そうした場所も見つけやすいし、手を入れれば即、湧き出して来るのが目に見えるんです。

          第63回イベントレポート『そぼ降る雨の沢は、岩々が神々の如く美しかった』

          しげちゃんの森林整備の成果報告会

          ホタルの会4年間の活動の成果報告会を行います。 オリンピックやワールドカップは4年ごとに開催されます。今回、私たちホタルの会も一つの区切りを迎えましたので、皆様に成果報告会を開催させていただきます。これまでたくさんの方々にご参加いただき、本当にありがとうございました。皆様からのご支援があってこその成果です。ほんの少しですが、お返しをさせてください。 午前中はいつものように造作を楽しみ、午後は代表の三木繁治さんことしげちゃんが、みんなで造作をした森を案内します。僕らが森に問

          しげちゃんの森林整備の成果報告会