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インド旅行記 2023年6月 6日目

こんにちは。自分がレインボーマンになろうと思い始めているアラ還トラベラーのホタテマンです。

さて、この旅行も終盤です。今日から3日間ダウンタウンを堪能します。義理弟の妹さんの旦那さんは金融関連の仕事で成功しており、住まいもマンション内の3階と4階ぶち抜きの豪邸です。

因みにマンションのエレベータのボタンはこちら。

ゼロ発進

これもイギリス植民地時代の名残りだと思いますが、1階はゼロ階です。イギリスやオーストラリアでは確かグランドレベルのGでしたが、同じことです。よって、自宅が4階の場合は日本の5階になります。4を押せば4階なので特になにも問題ありませんが、一応認識しておくと良いでしょう。


先ずは朝食です。

おばあちゃん家とは少し違う朝食

妹さんが準備してくれた朝食。チャパティとトースト、スクランブルエッグとベーコン。そしてバターとチーズペーストにシラントロのチャトニー。これにチャイが付く感じでした。インドは欧州と似てて夜遅くに夕飯をガッツリ食べるので朝は比較的軽め。

因みに、右奥に見える青いカンカンはお土産に持って行ったヨックモックです。これが大好評。ウェブサイトの情報通りでした。後、柿の種も喜ばれました。

食後は散策です。買い物や観光が目的ですが、既に午前10時。体感温度は40℃を超えてます。

マンションの入口付近に止まっていたバイク。これもRoyal EnfieldのMeteorです。

かっこいい!


インドの歴史についてはどこかで書きたいと思いますが、ざっくり紹介すると色んな国に侵略されながらも15世紀後半、当時ヨーロッパの2大勢力だったスペインとポルトガルがトルデシリャス条約で世界の覇権を2分しました。そして大西洋の真ん中で線を引き、東がポルトガル領、西がスペイン領ときまりました。このため、ブラジルを除くすべてのメキシコ以南の国がスペイン語圏なのです。よって、インドは勿論ポルトガル領であり、日本に来たのもポルトガル人です。余談ですが、ジャガイモはもともと新大陸(アメリカ大陸)原産で、新大陸発見に伴いヨーロッパに渡り、徐々に東にその勢力を広げて行き、日本にはポルトガル人がもたらしました。その時ポルトガル人はインドネシアのジャワ島からもって来たので日本ではジャワイモとなり、それがなまって現在のジャガイモになったそうです。

話を戻します。そのポルトガルとスペインの力も徐々に衰え、プロテスタントが生まれると新しい海洋国家としてイギリスやオランダが台頭してきます。そんな中、17世紀中ごろにポルトガルのカタリナ王女がイギリスのチャールズ2世と結婚した際、ムンバイを持参金としてイギリスに譲渡したころからイギリスの統治下になります。その後、ムンバイはイギリス東インド会社の拠点となり、街にはビクトリア朝のゴシック建築が沢山作られました。観光地としては見ごたえ十分です。

マンションを出た私は先ず徒歩5分程の所にあるColaba Causewayと言う商店街を訪問。露店が沢山出ていましたが、暑くて直ぐに退散。次にWellington Fountainの裏にある博物館を外から見学してV.T. (Victoria Terminus)駅に向かって北上しました。


博物館


インドのトラック野郎

タイトルの画像も博物館にあったものです。

途中、露店が延々と続くのですが、気温40℃でデニムとか買いたくないのでほとんど素通り。


鬼滅やワンピース、ナルト等のボックス

漫画は全て英語版。ボックス販売してました。


呪術廻戦

Tシャツもアニメものがいっぱい。インドも日本のアニメは強い模様。因みに、マンションで日中静かにしていた時は甥っ子たちとクリケットの試合かNetflixで鬼滅を見てました。


サトウキビジュース屋

屋根の上には搾る前のサトウキビが大量に積み上げられており、カウンターの右にある機械で搾ります。美味しそうなのですが、お腹を壊すのでパス。


衣類の露店

ジーンズは一本1000円以下。でも暑くてスルー。


英語の漫画

こちらは本屋さんの漫画コーナー。インドの本屋さんは横積み。理由は不明。


フローラ噴水

中間地点まで来ました。この噴水から更に北上すること1キロでV.T.駅です。(暑い!)


そして到着!!

南側の門


立派です。


駅構内への入口


中も立派


有人券売所


駅構内プラットホーム

人が沢山居ますが、これでも昼頃なので朝晩の通勤時間よりは遥かに少ない状態です。


駅前には珍しい地下道


駅前ロータリー下の地下通路

地下も暑いです。


シンちゃんの寝巻?


この後は駅前でタクシーを捕まえ、マンションに戻りました。もの凄く汗をかいたのでシャワーを浴びて午後は静かにテレビを見てました。


この後、おばあちゃんも合流して夜は妹さんの旦那さんがシーフードレストランに連れてってくれました。


Trishna


エビのから揚げと魚(多分エボダイ)のフライ


カニ爪とロブスター

エビのから揚げは普通に美味しかったです。魚は余り濃い味付けではなかったので魚の風味が楽しめました。

ロブスターは沖縄とかで見る少し派手な伊勢海老。シンガポールのペッパーソースで頂きました。そしてメインは日本でも沖縄や奄美の方で捕れる通称マングローブ蟹(ノコギリガザミ)のカニ爪。多分、人生で一番太いカニ爪だったと思います。ピリ辛ガーリックソースで和えてあり、超~~~美味!脱帽です。本当に美味しいカニです。お供の一杯目はインドのスコッチ「アムルット」。二杯目はこちらも有名なインドのラム酒「オールド・モンク」。どちらもとても美味しかったです。

帰る途中、PAANと言う食べ物を全員で買い食いしました。説明が難しいのでこちらを読んで下さい。


この後はマンションに戻って、おばあちゃんを交えたカラオケ大会等が始まり、時計が天辺を回った頃に寝ました。


ムンバイも残りあと2日。体力が持つでしょうか。。。

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