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勢いだけで、英会話教室を決めた話

すっかり大人になってしまってから
英語学習に手をつけてしまった「いもこ」による
ビギナー向けの英語学習体験記です。

こんにちは。いもこです。
今回は、思い立ったが吉日
勢いだけで英会話教室の体験レッスンを受けに行った時のお話です。
そして、私のどれだけ英語ができなかったのかの
お恥ずかしい話でもあります。

どの教室に通おうか?は割と即決

結論から言いますと
私が通おうと決めたのはマンツーマン英会話のGabaでした。

他も色々検討はしてみたのですが、
グループレッスンは、
持ち前の妙な要領の良さを発揮して
レッスン中に英語を極力発せずに
うまくやり過ごす方法を編み出して切り抜けようとする、
という絵がやすやすと浮かんだので
まず最初にリストから外しました。

私のレッスンをうける一番の目的は、
英語を口から出す機会を得ること。

ということは、やっぱりマンツーマンなのかなぁと考えて
いくつかある教室、オンラインレッスンも含めて
教室の場所とか受けられるサービスとか、
ネットの口コミとかみて、自分の性格も考慮して、
あとは費用面を検討して(※)
Gabaの体験レッスンを受けてみようかなと思い立ち、
勢いに任せて申し込みました。

※費用に関しては安くはないと思います。
 私にとっては、一括で払うと思うと目眩を感じる金額です。
 ただ1レッスンで割り返してみたのと、
 付帯しているサービスのことを考えると
 思い切る価値はあるかな、
 この金額払うと流石に本気になれるかな、と考えました。

もし、思ってたのと違う!ムリ!となれば
入会をやめればいいしな、という感じでした。

出来ないことを披露する体験レッスンへの恐怖

そして、体験レッスンへ!
しかし、申し込んだ当初の鼻息荒い感じはどこへ行ったのか、
当日はガッチガチに緊張しておりました。
教室へ向かう足取りはヨボヨボとしていましたね。
なにせ、しゃべれるはずのない英語力のレベルを
わざわざ測りに行こうとしているのですから。

カウンセラーさんとレッスン前の面談中も
「私はなぜこんなところにきてしまったのだろう…」と
場違い感と後悔の気持ちを感じつつ、
大まかなレベルの確認では、全然英語は出来ない旨を説明し、
ガッチガチのままインストラクターさんに連れられ
1レッスン40分を英語のみという体験レッスンに突入。

体験レッスンでは、具体的に何をやったかはあまり覚えていません。
内容は、実際のレッスンのシミュレーションでしたが、
挨拶やアイスブレイクもままならず
ほぼ単語だけでポツポツと何かを話した微かな記憶。
そして、緊張のあまり声が全然出ない。
でもそんな状態の私に
「こんな時に使えるもっといい言葉があるよ」
と言った感じで丁寧に言い換えを教えてくれて
その練習をしたりとか、
そんなやりとりがとても印象的でした。

自分の現在地がわかるって大事

そしてその後、
カウンセラーさんとインストラクターさんから
レッスンのフィードバック。
カウンセラーさんがインストラクターさんの言葉を訳して
今のレベルや目指すべきレベルの解説をしてくれました。

そして、問題のレベルは??

はい、レベル1からでした。
(レベル1:かなり制限された範囲内での会話ならできる)
予想通りで、と言うか、
正直、ちゃんとレベルつけてくれてよかった、
できなさすぎたけど拒否されなくてよかった、
とほっとしたのを覚えています。
自分の現在地がわかるって大事。

インストラクターさんからのフィードバックでは、
 ★こちらがなにを言ってるかは理解できてるみたい
    (これ、奇跡!)
 ★挨拶とか決まり切った簡単な文章は使えてた
    (I'm Imoko. Nice to meet you.レベル)
 ★語彙とか定型表現を増やすところからだね
    (そうですね)
って感じで、
レベル1から初めて最終的にはレベル5までを
目標にしてはどうでしょう、という提案。(※)
Gabaのレベル分けでは、レベル1〜3がBeginnerなので、
私の目標は「とりあえずBeginnerを終了させる」ということにしました。

※Gabaは、10段階にレベルが分かれていて、
 レベル10が「ネイティブと同等のレベル」。
 私のスタートしたレベル1の前には、
 Starter(まったくの初心者レベル)というレベルも用意されています。
 レベルごとにテキストがあって、
 そのテキストが終わったらレベルチェックを受けて
 合格したら次のレベルに進めるという
 ざっくりというとそんなシステムです。
 カウンセラーさんに聞いたところによると、
 ある程度問題なくコミュニケーションがとれるという目安は
 レベル5終了とのこと。

ダメダメだったけど、思ってたより楽しめた

このタイトルが体験レッスンの終わった後の感想です。
1レッスン40分間を英語のみというのは、
私の英語力ではかなりハードルは高かったのですが、
こうやって、わからない人にも
わからないなりに前に進めるように
教えてもらえるのだなと体感できて、
これを積み重ねれば、私でもなんとかなるのかもしれない、
ついに英語と仲良くできるかもしれない! という
幻想(!)を抱き入会を決意したのでした。

ここで決めなければ…という気持ち

この流れで行くと、結構あっさり決めたようですが、
それなりに躊躇することはありました。
自分の決めた目標に合わせたプランでは、
仕事の合間をぬって週2回程度1年間ちょっと通うということと、
支払う金額的なこととか
「大丈夫なのか?いけんの?どうなの?」
と頭の中をぐるんぐるんしましたが、
そんな私の背中を押す1つの理由が、
これはとても消極的な理由ですが、
「他を検討するとなるともう一度この思いをするのかあ」
「それはもう無理だーーー!!」というもの。

もちろん、いったん持ち帰って検討する、という方法もできました。

しかし、ここで本レッスンを申し込まずに帰っちゃうと、
他の教室の体験レッスンに再び行こうと思う気力は
しばらく出ないだろうな。もう出ないかも。
そして、ここに戻ってくる気持ちも消え去ってしまうかも。
勇気を振り絞ってここまできたのだから、
一軒目のここでなんとか、という気持ち。
比較検討なんてできる余力と実力はないのよ。
全く英語ができない人には共感してもらいたいところです。

この時のインストラクターさんと今では…

ちなみに、体験レッスンの時のインストラクターさんは、
アメリカ出身のとてもジェントルな男性講師。
体験レッスンでは、うっすら「こんなこと言ってるのかな」の理解程度で
ほとんどこちらからは意思を伝えることはできませんでした。
レッスンに通い始めてからも、
このインストラクターさんのレッスンを時々受けていますが、
今では、フリートークの時に、
Netflixのおすすめの話をしたり、
最近見た映画の感想を言い合ったり、
 あれ見たんだ!
 どうだった?
 最後がちょっとダメだった。
 えー、私は割と好き。
 どんなところが? とか
それくらいの状態にはなっております。なんとか。
今思い出しながら当時のことを書いていて、
このインストラクターさんにかぎらす、
私に関わってくださっているインストラクターさんには
根気強く取り組んでいただいて、ただただ感謝しかないです。

さてさて、淡い幻想を抱いてGabaに入会した私。
早速、本レッスンが始まり、
本格的に苦行の道に踏み込むことになる、
という話はまた今度。



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