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発達障害、ASD、うつ病を言い訳にしてはいけないと他人に言われるとモヤモヤするよね

「発達障害だからこそできることがあるはず。他人に縛られずに自分の得意なことで勝負しよう。いつまで経っても病気を盾にするのはいけないよ」

上記の意見は純度100%の正論だ。ぐうの音も出ないぐらいその通りであり、スヌーピーの名言にもあるように「配られたカードで勝負するしかないのさ」はまさにそのとおりだろう。

しかし、上記の意見を他人に言われた時にわだかまりができるのはなんでだろう。確かにその通り過ぎるのだけど、腑に落ちない感覚。ポジティブな考えを友達や同僚、上司や家族からかけているのになぜか「うーん」となる。

あなたの辛い過去はバッサリ切り捨てられるほど軽いものではない

大前提として、どのような病気であっても新しくチャレンジすることはすばらしいことだと思うし、励ましやアドバイス、悩み相談に乗ってもらっていることにはもうすごいすごい感謝しています。

とはいえ、学校の喧嘩で「喧嘩両成敗」と言わんばかりの「なかなかに辛かった過去の経験」を清算して新しい一歩を踏み出すことは、難易度SSクラスかもしれない。つまり、他人からのアドバイスで踏み出せるのであればすでに踏み出そうとしている人がほとんどなのだ。それが通常よりペースが遅い人もいれば早い人もいる。辛い過去が大きいほどスタートする期間が長くなるのは仕方のないことなのだ。そこを画一的に「病気を盾にしてはいけない」と言うのは少し違うと感じています。

言い訳にしすぎないぐらいがちょうど良い


本記事の結論では、多少言い訳にしても良いと思います。原因→結果の因果関係であれば、精神疾患にかかっている状態だから外出して人の目が怖い。はそのとおりなところもあるから言い訳ではなく、この場合れっきとした事実ですね。

とはいえ、なんでもかんでも言い訳する癖がついてしまうとそれはそれで何の問題も解決しない時間がサーと続いてしまう訳なので、言い訳するバランスを持っていきたいところですね。


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